黒部・立山一泊旅行:黒部ダムの電力のゆくえ
映画ネタが続いたが、話を■黒部・立山一泊旅行■に戻す。4月27日(日)、朝、長野県のホテルグリーンプラザを出て、富山県にある黒部ダムへ。ホテルからバス。バスを降りてトロリーバスに乗り換えるのだが、その駅前の売店には、雪よけのためのサングラスを売っていた。中年の女性が達者な中国語(たぶん)で客に応対しているのには、ビックリ。黒部ダムの総工費は建設当時の費用で513億円。これは当時の関西電力資本金の5倍という金額である。作業員延べ人数は1,000万人を超え、工事期間中の転落やトラック・トロッコなどによる労働災害による殉職者は171人にも及び、いかにダム建設工事が苦難を極めたのかがうかがえる。さて、黒部ダムに到着したが、私は黒部ダムが、関西電力のものだとは今回の旅行まで知らなかった。中部電力のものだと思っていたのだ、地理的に。夫は「福島の原発でも、東北電力では、なく東京電力なんやからな・・・」と言う。黒部ダムを作る時には、多くの人が犠牲になった。地元の発展のためとゆうならいいが、遠い関西人のためというのを彼らは知っていたのだろうか。4月も終わろうというのに、黒部ダムの水は氷が少し残っていて、山肌は、雪も残っている。夫とは別行動してひとりで、ダムの上を歩いた。あちらもこちらも外国語だらけ・・・。「日本語が聞きたい・・・」とすれ違う若い男性2人連れがいっていた。黒部ダム(くろべダム)は、富山県中新川郡立山町、黒部川水系黒部川に建設されたダムである。ダムに貯えられた水を利用している発電所が黒部川第四発電所(黒四)であることから、黒四ダム(くろよんダム)と呼ばれることもある。黒部ダムの建設はそのスケールの大きさと困難さから「世紀の大工事」と呼ばれるほどでした。それも納得の186mの高さ。大きさも迫力も国内最大級であり、日本一の高さを誇ります。■黒部ダムHP■・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・