昨晩の事ですが、蝉のさなぎが歩いているのに遭遇しました。
いや、抜け殻を見る事ならさして珍しくないんでしょうけど、東京のとある遊歩道。幅も結構ある道なのに、彼は横断してました。

蝉って、地中で栄養吸ってた根の木にそのまま登っていくんじゃなかったっけか？
とか思いましたが、とりあえず渡り終えかけてた彼の傍に立ち、横断は見届けようかと。

無事渡り終え、側溝の段差も何とか登り終え、その先の植え込みとか木々が植えられてる方に向かうかと思いきや、側溝の淵に沿って前進を開始。

ええええええ？！、って感じでした。

ほんの数メートル先の木の幹に彼をとまらせるのは簡単な作業でしたが、手出しはしませんでした。

そうこうしている内に、彼は側溝を僅かに降り、そこで上向きに姿勢を固定。
まさかと思いましたが、そこで脱皮する覚悟を決めた模様。

最近のトレンドなのかなぁと思いつつ、やはり側溝の先の地面を横切っていく別のさなぎを発見。生まれ育った所でそのまま成虫にならないんですかね、最近の蝉は。

今宵、また同じ場所を通りかかりましたが、彼の抜け殻も死骸も見つかりませんでしたが、別のさなぎが同じように側溝に沿って移動してました。

うーむ・・・・・。


というのは置いといて。

・最低賃金、平均１５円上げ時給７２８円に

地方自治とか言うんなら、当然、各地域で一年間に必要な最低所得も生活費も違う筈です。生活保護も最低賃金もそういった根拠の上に積み重ねないと大した意味無いだろうにと思うんですがねぇ。

日本一律で決めれば平等だとか言うんでしょうけど。
一票の格差とかとは別次元の問題で平等の意味を捉えなおすべきでしょう。


・「韓日関係は良い」、日本人62％・韓国人は39％

毎度お約束の結果ですね。

『日本による朝鮮半島の植民地支配について、韓国人の91．2％は知っていると答えたが、日本人は68．0％』
『韓日関係を今後、より強化すべきだと考えている韓国人は49．6％、日本人は52．6％』

とかが印象に残りました。特に、韓国人の半数は、日本との関係を強化すべきと考えていないのがポイントですね。日本も同じくらいではありますが、これは今後の周辺諸国のパワーバランス等を考えた時に微妙な重みを帯びてきそうです。


・「これからの女性の職業案内」（1958）を読んでみた

大変面白い本の紹介ですが、1958年当時の人の言葉が最期に紹介されてて、山口さんも仰られている通り、現代でも通ずるものがあります。

『家庭にあっては、あなたは一粒種の可愛い娘であるだろう。愛人からいえば、たった一人のかけがえのない女性であるだろう。しかし、社会においては、あなたは別にそれほど貴重な存在でもなければ、選ばれた人物でもないのである。あなたが、社会的に貴重な存在たり得るかどうかは、まさに今後の予想し得ない可能性の問題であって、現在のあなたは何ものでもないのだ。』

その前後の下りも印象的なので、ぜひご一読を。

就職戦線を戦ってる人達は、以前とは比べ物にならないくらいの苦境にあるかも知れませんが、就職してしまえばもう安心なんて事にはなりませんからご安心下さいね。

オフィス街の定食屋とかレストランとかで、隣の席に何気なく座ってる人達から聞こえてくる言葉が日本語じゃない場面は、誇張でなく、日々遭遇する機会が増えていっていますから。

こんな過去記事もどうぞ。

・日本企業の海外売上が5割以上になる意味と、その比率は拡大する一方になる意味：就職市場について


来月には沖縄方面に旅行に行ってくる予定で、最近はその予約とかを固めつつあります。

今年すでに2回旅行してて、3月に輪島を中心に能登方面。5月に京都・丹波・奈良・伊勢。そして今度は、宮古・沖縄・沖永良部・奄美大島を巡ってくる予定です。

いつか内容などをご紹介できる事を楽しみにしております。

ではまた。

＜追記的おまけ翌日朝に見たニュース＞
・就職した大学生、60．8％＝過去最大の落ち込み―就職あきらめ進学？　・文科省

大卒も大学院卒も、それだけじゃ就職を保証してくれる肩書じゃなくなってます。学生さんも教育機関の先生達も、そこをよくよく忘れないで下さい。

大学教育の入り口の受験が教育目標から外れた時の次の目標を、だから社会として策定しておかないといけないんですけどね。それのヒントもだからまぁ上記過去記事とかをご覧下さい。