西部劇「死の谷」(49)でコロラドを演じていたヴァージニア・メイヨさん、よかったですねぇ。
ヴァージニア・メイヨ Virginia Mayo
1920年11月30日生まれ、2005年1月17日没
アメリカ ミズーリ州セントルイス出身
本名はVirginia Clara Jones。地元の演劇学校で学び、ダイヤモンド・ホース・ショーやニューヨークの舞台でコーラス・ガールなどを経験。サミュエル・ゴールドウィンに見出され、「ゴールドウィン・ガール」として映画界に進出。
ダニー・ケイの相手役として彼の主演作に多数出演し、その脚線美で多くの男性ファンを魅了した。晩年は時折ではあるがTVやディナー・ショーなどにゲスト出演。
2005年に肺ガンにてお亡くなりになりました。
ウィキペディアには、
「叔母からダンスを教えられ、ダンサーとしてヴォードヴィルからブロードウェイの舞台に出るようになる。その後、映画プロデューサーのサミュエル・ゴールドウィンと契約し、彼の映画に出演。また、ダニー・ケイ主演作品に多く出演、曲線美を生かしたセクシー女優として人気を博した。
一方、私生活は堅実で、ハリウッドスター達の中で彼女もチャールトン・ヘストンと同じく、離婚歴がない(夫とは死別)」 と紹介されています。
文春文庫の「わが青春のアイドル 女優ベスト150」では堂々の第17位。
いかに往年の映画ファンのおじさんたちに愛されたか、このようなハリウッド映画全盛期の女優さんが出ている古い映画を見ると、現代ではまったく見られなくなった「映画の楽しさ」を感じます。
もちろん私の年代では知るよしもない時代のことで、ヴァージニア・メイヨさんにリアルタイムで魅了されたおじさんたちは前世代の方々です。
私のような者にとってはテレビ洋画劇場で「死の谷」(49)とダニー・ケイの「虹を掴む男」(47)を見る機会があったくらいで、前世代おじさん(と言うより、おじいちゃん)たちがうらやましい。