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影丸@雑記帳

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2015年06月14日
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カテゴリ:映画

 1964~66年の日本映画興行成績ランキングです。
                     金額は配給収入。
 ■1964年
1位 「東京オリンピック」 12億2321万円
2位 「愛と死をみつめて」 4億7500万円
3位 「鮫」 2億8200万円
4位 「越後つついし親不知」 2億5400万円
5位 「日本侠客伝」 2億5200万円
6位 「若草物語」 2億5000万円
7位 「香華」 2億2748万円
8位 「怪談」 2億2500万円
9位 「徳川家康」 2億1500万円
10位 「黒い海峡」 2億1300万円

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 ■1965年
1位 「赤ひげ」 3億6159万円
2位 「網走番外地 北海篇」 2億9490万円
3位 「関東果し状」 2億5185万円
4位 「網走番外地 望郷篇」 2億4780万円
5位 「日本侠客伝 関東篇」 2億4111万円
6位 「続・網走番外地」 2億2376万円
7位 「大冒険」 2億1851万円
8位 「クレージーの無責任清水港」 1億8776万円
9位 「怪獣大戦争」 1億8755万円
10位 「四つの恋の物語」 1億8000万円

 ■1966年
1位 「網走番外地 大雪原の対決」 2億4046万円
2位 「絶唱」 2億4000万円
3位 「網走番外地 南国の対決」 2億3986万円
4位 「レッツゴー!若大将」 2億3980万円
5位 「アルプスの若大将」 2億3323万円
6位 「クレージーだよ天下無敵」 2億826万円
7位 「愛と死の記録」 2億300万円
8位 「クレージーだよ奇想天外」 1億9946万円
9位 「網走番外地 荒野の対決」 1億9368万円
10位 「クレージー大作戦」 1億9230万円

 このデータを見て「?」と思うのは、市川崑監督の「東京オリンピック」(65)が1964年度に入っていることです。東京オリンピックが開催されたのは1964年(昭和39年)10月で、その記録映画ですが、公開されたのが翌1965年3月なので当然1965年度に入るべき作品ではないかと。
 それはともかくとして「東京オリンピック」は12億円以上の配収をあげ(興収では20億円くらい?)、私たちも学校の団体鑑賞で見に行きました。

 それと1964年には東映の任侠映画が「日本侠客伝」1本だけなのに、翌1965年になるとワッと増えたことです。ほぼ上位を独占しています。
 当時の私が関心があったのは東宝の怪獣映画(特撮映画)や「若大将シリーズ」で、明るく健全で洗練された作風の東宝映画がだんぜん好きでした。この時期では、

「モスラ対ゴジラ」(64) 1964年4月公開
「宇宙怪獣ドゴラ」(64) 1964年8月公開
「三大怪獣 地球最大の決戦」1964年12月公開
「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」(65) 1965年8月公開
「怪獣大戦争」(65) 1965年12月公開

「フランケンシュタイン対地底怪獣」の同時上映は「海の若大将」。「怪獣大戦争」は「エレキの若大将」と同時上映。すごい豪華な2本立てで、現在の興行形態では考えられないことです。

 私はもちろん親に連れて行ってもらったのでなく、子供たちばかり、友人同士で見に行った映画教室。春休みと夏休みの数日間、市内の映画館が協賛した催しで小学生と中学生のみが対象(大人は入れない)。料金は30~50円で、朝9時頃から1回だけ上映される。
 東宝の特撮映画はゴジラだけでなく、「モスラ」「海底軍艦」「妖星ゴラス」など、それに加山雄三さんの若大将シリーズなど、ほとんどを見ています。
 この映画教室の思い出は、あれから約50年も経ったいまでも懐かしいものがあり、映画教室で映画の面白さとワクワクする楽しさを教えてもらった。私の映画好きの原点になっているようです。

 最近買った本の「ゴジラの常識」(双葉社 定価600円+税)。
 昭和・平成ゴジラ&東宝怪獣オール大進撃、昭和・平成全ゴジラ28作品徹底解剖と題して、低価格でもあり、このような本は即行で買ってしまいます。

「ゴジラ」から順を追ってきて、「三大怪獣 地球最大の決戦」と「怪獣大戦争」になるとそれまで4ページ割かれていたのが2ページになっているのが納得いかないところ。この2作品は私はゴジラシリーズでは屈指の傑作だと思っているし、「ゴジラ対ヘドラ」なども話題性が大きいはずだし、もっとページを割いてもよかったのではないかと。

 写真は「怪獣大戦争」の水野久美さん。「フランケンシュタイン対地底怪獣」(65)と「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」(66)にも出ていて、私の憧れのおねえさんでした。けっきょく話はここに落ち着くようです。






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最終更新日  2022年06月14日 10時33分27秒
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