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カテゴリ:映画
スティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画「未知との遭遇」(77)の冒頭で、砂嵐が吹きすさぶメキシコの砂漠で第二次大戦時のアメリカ海軍機アベンジャー雷撃機5機が発見されるシーンがあります。 「1945年の19飛行隊だ。雷撃訓練中に行方不明になった。」という台詞があり、操縦席に1945年5月のカレンダーがあることから、昨日私は1945年5月と書きましたが、これがバミューダ海域(魔の三角海域)で消息を絶った「フライト19」だとすれば12月です。ならば5月は月遅れカレンダーなのか?、映画ではバミューダ海域のことを言ってないのでよくわかりません。 それはともかくとして、アメリカ海軍のアベンジャー雷撃機について、です。 確かに、ずっと昔、プラモデルを作っていて、同縮尺の他の機よりも大きいとは思ったけれど、これほど大きいと感じたのは初めてです。 グラマンTBF/TBMアベンジャー雷撃機 TBF-1データ TBF/TBMとは、TBFはグラマン社製。TBMはライセンス生産したゼネラルモータース社製の機体を意味します。 アベンジャーTBF/TBM雷撃機 TB F TB M TBはTorpedo Bomberで、雷撃/爆撃のこと。 アベンジャーTBF/TBM雷撃機は各型計9839機が生産され、グラマン社製は2293機にすぎないとか。グラマン社はF6F戦闘機の生産に全力を上げねばならなかったので、残りはすべてゼネラルモータース社で生産をおこなったそうです。 ちなみに戦闘機のF6Fは、 戦闘機(例:零戦21型は全幅12.00m、全長9.05m、全高3.509m)より雷撃機のほうが大きいのは当然ですが、それにしてもアベンジャーは大きいですね。日本の「天山」艦上攻撃機も大きいが、それより一回りは大きい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月12日 15時23分44秒
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