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2015年09月27日
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カテゴリ:映画

004-0027.jpg

 スティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画「未知との遭遇」(77)の冒頭で、砂嵐が吹きすさぶメキシコの砂漠で第二次大戦時のアメリカ海軍機アベンジャー雷撃機5機が発見されるシーンがあります。

「1945年の19飛行隊だ。雷撃訓練中に行方不明になった。」という台詞があり、操縦席に1945年5月のカレンダーがあることから、昨日私は1945年5月と書きましたが、これがバミューダ海域(魔の三角海域)で消息を絶った「フライト19」だとすれば12月です。ならば5月は月遅れカレンダーなのか?、映画ではバミューダ海域のことを言ってないのでよくわかりません。
 ラストシーンでUFOの母船から行方を絶っていたアメリカ軍の搭乗員たちが降りてきて、出迎えた人が「ぜんぜん年を取ってない」と驚き、「アインシュタインの説のとおりだ」「彼も異星人だったのかも」なんて会話があります。

004-0026.jpg

 それはともかくとして、アメリカ海軍のアベンジャー雷撃機について、です。
 映画を見るとその機体のなんと大きいこと。主翼の下を頭をぶつけることなく大人が通れるくらいに大きい。この「未知との遭遇」を見るまで、こんなに大きな機体だとは思ったことがありませんでした。

 確かに、ずっと昔、プラモデルを作っていて、同縮尺の他の機よりも大きいとは思ったけれど、これほど大きいと感じたのは初めてです。

 グラマンTBF/TBMアベンジャー雷撃機
 第二次大戦の太平洋戦線。ミッドウェー海戦時に初陣を飾り、参加6機中5機が零戦に撃墜されるという惨状に見舞われましたが、その後、ビール樽型のF6F艦上戦闘機が零戦を圧倒するようになってからは、本領を発揮し、日本海軍艦船攻撃に猛威を振るった。
 戦艦「武蔵」「大和」」を撃沈したのもこのアベンジャー雷撃機です。

 TBF-1データ
全幅 16.5m
全長 12.20m
全高 4.70m
自重 4572kg
全備重量 6189kg
発動機 ライトR-2600-8空冷星型複列14気筒(1700hp)
最大速度 436km/h
航続距離 1810km
魚雷/爆弾 最大900kg
乗員 3名

 TBF/TBMとは、TBFはグラマン社製。TBMはライセンス生産したゼネラルモータース社製の機体を意味します。

 アベンジャーTBF/TBM雷撃機

  TB    F        TB  M 
 雷撃機   グラマン社          ゼネラルモータース社

 TBはTorpedo Bomberで、雷撃/爆撃のこと。
 末尾のアルファベットは設計製造メーカーの符号で、Fはグラマン社。Mはゼネラルモータース社のこと。

 アベンジャーTBF/TBM雷撃機は各型計9839機が生産され、グラマン社製は2293機にすぎないとか。グラマン社はF6F戦闘機の生産に全力を上げねばならなかったので、残りはすべてゼネラルモータース社で生産をおこなったそうです。
 戦後は日本の海上自衛隊にも無償供与され、哨戒機として使われました。

 ちなみに戦闘機のF6Fは、
    F         6         F
  戦闘機    設計メーカーの開発度数  グラマン社
  Fighter

 戦闘機(例:零戦21型は全幅12.00m、全長9.05m、全高3.509m)より雷撃機のほうが大きいのは当然ですが、それにしてもアベンジャーは大きいですね。日本の「天山」艦上攻撃機も大きいが、それより一回りは大きい。
 これだけ大きくて重い機体を航空母艦で運用できるのはカタパルト(射出機)があってこそ可能だったのではないだろうか。日本の空母は最後までカタパルトを実用化できなかった。






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最終更新日  2019年12月12日 15時23分44秒
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