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影丸@雑記帳

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2021年06月30日
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「七人の特命隊 」(1968)
   AMMAZZALI TUTTI E TORNA SOLO
監督 エンツォ・G・カステラッリ
製作 エドモンド・アマティ
脚本 ティト・カルピ
   フランチェスコ・スカルダマーリャ
   エンツォ・G・カステラッリ
   ジャクリン・R・ヘルナンデス
撮影 アレハンドロ・ウジョア
音楽 フランチェスコ・デ・マージ
出演 チャック・コナーズ、フランコ・チッティ、フランク・ウォルフ
   レオ・アンチョリス、ケン・ウッド、ヘラクレス・コルテス
     本編97分 総天然色 シネマスコープサイズ

 マカロニ西部劇「七人の特命隊」をレンタルDVDで鑑賞しました。
 時は南北戦争の真っ最中(という設定)。南軍のフッド将軍(アルフォンソ・ロハス)はクライド・マッケイ(チャック・コナーズ)という男に特命を与えます。
 北軍のサントス砦火薬庫に、軍用金の金貨100万ドルがダイナマイトに偽装して蓄えられていると云い、それをお前が悪党仲間を率いて奪って来いと。将軍の傍らにいる情報将校リンチ大尉(フランク・ウォルフ)は、任務が成功したら「仲間を殺して一人で帰ってくるように」と命令します。

 爆発物のプロ、怪力の大男、ナイフ使いのインディアン、根っからの殺し屋の若者、拳銃使い、など5人の札付きの仲間を連れて出発したクライドに、途中からリンチ大尉が加わって7人の男たちが北軍のサントス砦をめざす。
 高い崖上にある教会を利用した北軍の砦。なんとか潜入に成功するが、発見されて銃撃戦となります。

 敵の軍用金奪取の特命を受けた主人公のクライド・マッケイなる男は何者なのだろうか? 軍人でもなさそうだし、悪党どもの仲間らしいが正体不明です。なぜ軍に雇われて危険な任務を引き受けないとならないのか? この正体不明のキャラと、俳優チャック・コナーズの魅力の薄さのせいか、銃撃戦のアクション場面はそれなりなのに、どうもパッとしない印象の映画になっています。
 チャック・コナーズといえばテレビ西部劇「ライフルマン」でおなじみですが、放送されていた当時、子供心にも魅力を感じなくて水曜夜につづけて8時から放送の「ララミー牧場」のほうが断然おもしろかった記憶があります。チャック・コナーズさんは、せいぜいがテレビ俳優で、映画に出ても脇役のほうが適していたのではないか?

 この「七人の特命隊」は日本では1970年に劇場公開され、金沢ロキシー劇場かパリー菊水だったか定かではないけれどリアルタイムで見ています。当時は先に見た「五人の軍隊」となぜか比較してしまって、「なんだか面白くない映画」だったなーとの印象が残っている。今回は50年後の最鑑賞ですが、おもしろくない印象は同じでした。
 裏切者だと最初から予想できる怪しげなリンチ大尉を演じるフランク・ウォルフ。マカロニではよく顔を見る俳優ですが、この人と、爆弾魔のレオ・アンチョリスがよく似た同じような顔立ちであり、これも失敗の一因かもしれない。銃撃戦はエンツォ・G・カステラッリ監督作品らしいアクロバティックな撮影を駆使していて良くできているので、なおさらに残念な一作か? チャック・コナーズがミスキャストなのだろうか?





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最終更新日  2021年07月03日 15時11分01秒
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