|
カテゴリ:歴史
「鹵獲」と一語で言っても、軍艦や飛行機から、戦車や自動車、機関銃・小銃まで、各種大小さまざま。 日本では鹵獲兵器の利用例は少ないと思うのですが、古くは日清戦争での戦利艦である清国の戦艦「鎮遠」を日本海軍が整備して艦隊に編入した。日清戦争では清国のガットリング機関砲を鹵獲した例も。 第二次大戦では、中国大陸や東南アジアで日本軍が大量の火砲や銃器、飛行機を鹵獲したが、中国軍から奪ったチェコ製ZB26軽機関銃を一部で使った他は、ほとんどが研究用とされ、自軍の装備として利用した例は少ないようです。チェコ製ZB26軽機関銃などは、日本の故障ばかりでまともに作動しない軽機関銃よりよほど優秀なのに、弾薬を使い切ってしまえば補充がない。整備もできない。使い捨てにせざるをえなかったということか。 世界の各国軍隊で、最も鹵獲兵器を利用したのはドイツ軍だったそうです。 敵の兵器や武器を奪って自軍の装備品として使うには、それを修理や整備する能力がないとならない。ドイツ軍にはその能力があったということだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月25日 09時19分27秒
コメント(0) | コメントを書く
[歴史] カテゴリの最新記事
|