カテゴリ:映画
実は、青少年(笑)が主人公の小説って、どうにも感情移入がしきれず、超苦手。 だから「ハリーポッター」も1冊目で挫折したし、「世界の中心で愛を叫ぶ」とか「バッテリー」とか「一瞬の風になれ」とかにも近づかないできたのだ。
本当にたまたまの重なったのが、『ダイブ!!』。
山猫父が会社の人から借りてきた。妙に熱心に読んでいるので、読み終わった後、ひまつぶしにでもなれば、くらいの気持ちで読ませてもらった。森絵都がスポーツ物を書くって、すごく意外で、私の中ではまったく結びつかなかったので、興味もあった。 読んでみると、スポ根の暑苦しさが全然ない(なるほど森絵都だ)。だけど気持ちの良いスピード感や臨場感があって、「飛び込み」という競技の魅力のつまった小説だった。
だからといって、映画ができたからといって観に行くことは、絶対ないはずだった。 だって、あのイケメン美少年のならぶポスター(笑)…。どう考えたって、ありえないもの。
そしたら、そしたら偶然に映画の招待券をもらったのだ。「何とまあ・・・」
ところが、ところが、見てみると原作に負けず劣らず面白かった。 とにかく「飛び込み」のシーンの美しいことといったらない。本当に鳥になった気分。 飛び込みの魅力を再認識。この映画に協力した、あちこちのダイビングクラブの選手に拍手。オリンピックも楽しみになった。
主人公のイケメン美少年たちも、あれだけ体を作って立派立派。 飛び込みのシーンもさることながら、筋トレシーンが見ごたえあり。やってるメニューが思わず真似したくなるほど「効きそう」で。
あれやったら、腹筋背筋ニの腕太もも、ばっちりじゃんと、単純に思った私もまったく見事に思うつぼだが
i-modeで「dive!!美少年体操 イケメンエクササイズ」っていうのを配信中というチラシをもらった。彼らがエクササイズをナビゲート、だそう。す、すごすぎる…。
角川さん、本も買わずチケットも買わず、なんの貢献もしませんでしたが、大変楽しませていただきました。ありがとう!
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