カテゴリ:美術館
ラウル・デュフィ展を見に、足利へ。 http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/ ちょっぴり足を伸ばして出かける美術館は、人ごみに煩わされずのんびり楽しめるので好きだ。 ラウル・デュフィは20代のころから好きな画家。 「私の目は醜いものを消し去るようにできている」と言うとおりの明るくて開放感いっぱいの作品を、挿絵や絵葉書で親しんできた。
展示されていたのは75点ほど。私にはちょうどいい。
競馬場やレガッタと並んでデュフィの代表的なモチーフは音楽。オーケストラや室内楽を描いた明るい色彩の作品は、音楽が聞こえてきそうだ。チェリストのパブロ・カザルスは「デュフィの作品を見ていると、その曲名まではわからないが、何調で演奏されているかがひと目でわかる」と言ったそうだ。
20代にパリ市近代美術館で見た「電気の精」という絵の小さいのが展示されていた。本物は高さ10メートル長さ60ートルの、展示室の壁いっぱいの絵だ。懐かしい。ルーブルの膨大な作品で疲れ果てたところに、本当に新鮮だったのを覚えている。
はるばる出かけてきたついでに近くの日本最古の学校と言われてる足利学校にも寄る。 名物の古印最中っていうのも買おうかとおもったが、JR足利駅界隈は見事に寂れていてなーんにもなく、諦めた。残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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