カテゴリ:読書
いよいよ…、の暑さ。 で、家にこもって読書の日々。
翻訳のものって、読めたり読めなかったりなかなか難しいので、読むのはほとんどミステリーとかばっかりなのだけれど、『新潮クレスト・ブックス』のものは装丁も好みで、じっくり読書をしている気分に浸れるので、かなりの頻度で手に取ってしまう。
今読んでいるのはフランシス・イタニの『遠い音』。
猩紅熱が原因で5歳のときに聴力を失ったグローニアという女性のお話。 グローニア自身の中の深い静寂が、物語を語っていく。 静かなのに、言葉よりも強く感じられる意志や愛情が、なんとも感動的。
さて、今はちょうどこの先大きく物語が展開していくところ。
グローニアが立ち向かうことになるだろう苦境を思うと、ちょっとドキドキ。 どうかハッピーエンドでありますように。
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Last updated
Jun 25, 2010 03:09:31 PM
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