カテゴリ:愛妻選書
バチスタといえば、今TVドラマでやっている「医龍」。 実は裏番組の「弁護士のくず」の方を観ているので、「医龍」はビデオに録画してあるだけ。 最初の4話くらいは観てかなり面白いのはわかっているのだけれど、なんせ時間がなくて。 その話題のバチスタ手術をテーマにしたミステリー小説。 原因不明の術中死の謎は解けるのか? 愛妻(kayokorin)のお薦め度も☆☆☆☆☆。 作家の海堂さんは現役の医者。本当に始めての作品なのか信じられない。 専門的な用語が出てきたり、あまり使わないような言い回しがあったりするが、 読んでいて小気味良い。相当頭のいい人なんだと関心する。 主人公の不定愁訴外来担当の田口先生、突然現れる役人の白鳥、その他登場人物の医者、看護師達。スパッと切れ味のいい理論には脱帽するばかり。 調査方法として紹介される「パッシヴ・フェーズ」、「アクティグ・フェーズ」、 「ディフェンシヴ・トーク」、「オフェンシヴ・ヒアリング」というのも興味深い。 結末は「ふ~ん」という感じだが、単なるミステリーとしてだけでなく、愛すべきキャラクターが登場する読み物としてとても面白かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 13, 2006 11:43:43 PM
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