カテゴリ:愛妻選書
理生ちゃん(かってにチャン付けするなよ《笑》)の二十歳の時の作品。
彼女の作品はどれもこれも何故か感情移入しやすい。 解説で原田宗典氏が書いているが、島本理生は「話すように書く」ことが誰に教わったわけでもなくできていると。 なるほどそうか、と思った。 読みながら、「うん、うん」と心の中で相槌をうっているんだと思う。 言葉が自然と心の中に入ってくる。 2度目の離婚をした母、最初の父の娘である私「ふみ」と、2番目の父の子である妹ユウとの3人暮らし。とても困難そうな状況だけど、どの登場人物も温かな視線で描かれている。 「ほわん」と温かな読後感が残った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 31, 2007 12:37:56 AM
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