テーマ:バンドマンの語り場(1285)
カテゴリ:ギター関係
ラリー・カールトンというすごいギタリストがいるらしいと知った。 そして初めてFMで聴いたクルセイダースの「スパイラル」 なんてかっこいいギターソロなんだ! そうしたら、五輪真弓のバックバンドで来日したんだ。 見に行くお金なんてなかったので、FM大阪だけが頼りだった。 五輪真弓バンドでのバッキングも渋かったけど、 ピットインでのカールトン・バンドのライブ音源をFMで聴いて、またぶっ飛んだ! "Put It Where You Want It","Room 335","Nite Crawler"の3曲。 録音したカセットテープは擦り切れた。 1978年、「夜の彷徨」っていうソロアルバムが発売されて、 今度は来日コンサートツアーが行われた。 大学生になった僕はコンサートを見に行けるようになっていた。 大阪マルビルで、ギタークリニックを開くと知って、もちろんチケットを買った。 目の前でカールトンが見られるんだ! 興奮しながら見に行った。 ステージの上には公開クリニックを受ける日本人のギタリスト。 彼はピックを使わず、親指でベースラインを弾きながら、 ブルースのコードワークを軽やかに奏でた。 カールトンはびっくりして、「それは自分で考えたのかい?」 「素晴らしい。何も言うことがないよ!」 そんな風に彼を褒めていた。 彼の名前は塩次伸二。 噂では知っていたけど、この日僕は、その名前を脳裏に焼き付けた。 塩次伸二さん57歳 10月19日ツアー先の栃木で心不全のために死去されました。 心からご冥福をお祈りします。 今年5月、京都北山Mojo Westでのライブで師を観たのが最後でした。 もっと観にいっておけばよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 24, 2008 12:20:21 AM
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