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カテゴリ:続 日本100名城
四万川ダムの散策を続ける。
11月16日(水) 11:10 四万川ダムのダム湖の名は奥四万湖。湖水は透き通ったコバルトブルーで、山の緑と湖の青の コントラストは、人造湖でありながら天然湖のような様相を見せている。 ![]() 湖水は酸性が強く魚は見られない。ただし、銅イオンや鉄イオン濃度はきわめて低いため、湖 水がコバルトブルーを呈するのは、酸性水に溶出するこれらの金属イオンによる長波長光吸収 のためではなく、湖水に含まれるアロフェン (アルミニウムケイ酸塩粒子) のレイリー散乱によ るものと考えられている。これは、裏磐梯の五色沼 (瑠璃沼、青沼) と同様の呈色機構である。 (ウイキペディアより引用)。 ![]() ゴミ収集設備をズームアップ。 ![]() ダム天端高欄に「網場」の説明、「ニホンカモシカ」の絵。 ![]() 網場(あば) 湖の水面に、オレンジ色の浮きのようなものがあります。あれは湖に流れ込んだ木やごみが、 ダムの放流設備に入り込まないようにしているもので、「網場」あるいは「流木止め」と呼ば れ、水に浮く構造になっています。 なお中央付近に見えるものは、管理用の船が通るためのゲートです。 ![]() 網場と中央にゲート 奥四万湖のドライブコースは約4キロで奥まで行きたかったが今回はここで引き揚げた。 ![]() エレベーター塔 【四万川ダムエレベーター 運行見合わせのお知らせ】 当面の間、運行を見合わせとさせていただきますと。 四万温泉協会 ![]() エレベーター ダムの天端 (てんば:ダムの一番高い部分) とダムの底にある通路を結ぶ管理用のもので、 ダムの下の公園にも通じています。 ![]() 日向見公園(ひなたみこうえん)を見下ろす。 四万川の最上流部にある四万川ダム。 ![]() 正面下の建物が日向見発電所。中央に丸い円形のイベント用ステージ。 ![]() 四万川ダム下の全景。車で下へ行けたのだが時間の関係でスルーした。 ![]() ダム下の減勢工をズームアップ。 ![]() 減勢工 ダムから勢いよく水が流れると、その勢いで河床 (川底) が削られてしまい、下流に土砂が流れ てしまいます。そこで、ダムから流れ出た水の勢いを弱めて、河床が削られないようにする必 要があります。この働きをするのが「減勢工」です。 ![]() 四万川ダムのダムデータ 河 川 利根川水系四万川 目的/型式 FNWP/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 89.5m/330m/516千m3 流域面積/湛水面積 28.4k㎡ (全て直接流域)/32ha 総貯水容量/有効貯水容量 9200千m3/8600千m3 本体施工者 大成建設・佐藤工業・間組 着手/竣工 1980/1999 四万川ダムの南方向を望む。 ![]() 四万川ダムの北方向を望む。 車両はこちら側 (南側) から一方通行になっている。 ![]() 四万川ダム利水放流設備 名 称 取水ゲート 底部取水口ゲート 制水ゲート 型 式 円形多段式ゲート 鋼製スライドゲート 鋼製スライドゲート 数 量 1門 (7段) 1門 1門 寸 法 Φ1.6m~Φ3.1m 1.5m×1.5m 1.5m×1.5m 開閉速度 0.3m/min. 0.5m/min. 0.5m/min. 扉体重量 103.2t 4.8t 2.5t 取 水 量 8.8m3/s 製作年月 平成10年6月 製 作 佐藤鉄工株式会社 ![]() 水位計室 ![]() 水位計 湖の水面の高さを正確にはかる計器が「水位計」です。湖にたまった水の量を計算するのに、 重要な役目をもっています。この建物の中に水位計が入っています。 ![]() ダム天端高欄の陶版画。 地元の小学生が作成した陶版画を設置している。 ![]() 中之条町立第一小学校 8名の児童の名前が書かれていたが、年度が無かった。 ![]() 国道353号は四万川ダムの北側駐車場が終点である。 ![]() 北側駐車場にあった掲示板に。 四万の水 きれいな水 四万十川(高知県)よりもきれいな四万の日向見川 おいしい水 箱島湧水 (全国の名水100選) に匹敵、日向見川の水の「おいしさ」 ![]() うつくしい水 誰もが心を奪われる不思議な色 ”四万川ダムの青” 水の色を表現する言葉として「水色」「青」「エメラルドグリーン」「透明」などが 多く使われますが、四万の水、特に四万川ダムの水は、まさに「うつくしい青色」を しています。では、なぜ四万の水は「うつくしい青」に見えるのでしょうか? 光と色のカラフルな関係 ・・・略・・・ 四万の青 ・・・略・・・ ![]() 11:20 四万川ダムを後にし、今日の主目的地である「岩櫃城」へ向かうことに。 国道353号を中之条へ戻る。 ![]() 四万温泉を左下に見ながら中之条町へ向けて下る。 ![]() 11:40 中之条ダムを通り抜け、前方に吾妻発電事務所手前にある斜張橋の上妻橋主塔。 ![]() 上妻橋を渡ると「仙下不動の滝」がある。 ![]() 以下2枚の写真は、立寄らなかったのでネットから。 斜張橋の上妻橋。 ![]() 仙下不動の滝 落差約12mの末広がりの滝で、滝前に転がっている大きな石が特徴的で冬には氷瀑する。 ![]() 11:39 国道353号 (日本ロマンチック街道) を走り、上之町交差点まで1.4km。 カーナビは目的地の岩櫃城まで、6km、到着予定 11:51と。 ![]() 国道353号を進み、この先の上之町交差点を右折し県道58号線へ。 ![]() 11:45 国道145号の長町交差点を進む。 左前方に「ファミリーマート 東吾妻原町店」 所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町原町 字清光726-1 ![]() 国道145号からの進入口を間違え、行きすぎて戻り登山口へ。 道路脇に「六文銭 岩櫃城」の看板。 ![]() 狭い林道を上ると岩櫃城への道案内 ![]() 11:55 突き当りを右に曲がると広い駐車場があった。 観光案内板では、70台、大型加と。 ![]() 駐車場(無料)に車を停め散策開始。直進すると「平沢登山口観光案内所」がある。 岩櫃城のスタンプは4月~11月まではここで頂ける。 ![]() 駐車場入口に建っていた観光案内 ![]() 岩櫃山周辺ガイドマップ 周辺7カ所が写真入りで紹介されていたが、我々は「⑥ 岩櫃城 (いわびつじょう)」。 ![]() 周辺マップを拡大 周辺にはいろんな史跡があり、真田道も。 ![]() 目的地の「⑥ 岩櫃城跡 (国指定史跡」 県内最大級の戦国時代を代表する山城 岩櫃城は、中世に築かれたとされる山城です。 戦国時代の永禄6年 (1563) 以後、東吾妻は武田氏、そして真田氏の支配地となり、岩櫃城は 重要な位置を占めてきました。 観光案内板は、親切にも英語、中国語、韓国語で表示されていた。 ![]() ⑦ 岩櫃山 標高 802.6m 散策中にこのような写真を撮りたいと! ![]() 駐車場から「平沢登山口観光案内所」へ向かい坂を上ると右側に石塔群。 ![]() 12:00 平沢登山口観光案内所へ到着。 一本松の後方にかつての無人観光案内所が建つ。 ![]() ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.21 03:00:06
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