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テーマ:住宅コラム(1790)
カテゴリ: 新築住宅の臭い
前回に続いて2回目です。
シックハウスに悩む方から、オゾン製品を選択するための効果データを頼まれました。 病気に関わる情報は、薬事法の関係から企業の情報公開は非常に慎重です。 ホルムアルデヒドに関するオゾン試験のデータは、どこかの企業や試験機関の内部データにはあると思いますが、入手できる情報の中に見当たりません。 まずは、知っているつもりの「シックハウス」を再確認することから始めます。 下記にまとめたシックハウス症候群の内容を眺めると、 1)「ホルムアルデヒド」が原因の代名詞になることは、法規制の内容から頷けます。 2)ホルムアルデヒド以外の“名だたる“発性有機化合物”が原因物質です。 3)ホルムアルデヒド以外の“アルデヒド”が含まれています。 4)物質名に(*)印を付けたものは、特定悪臭物質22種に挙げられています。 政令指定の特定悪臭物質22種のほとんどの物質にオゾンは有効だと言われています。 このため悪臭問題を改善する強力な武器としてオゾンが注目されています。 シックハウス症候群など医療関係と比べて、悪臭公害関係の公開情報は豊富です。 次回は、特定悪臭物質22種に関する公開情報を調査します。 ( 続く ) ****** シックハウス症候群(Wikipedia より)**************************************** シックハウス症候群は、建築用語・または症候のひとつです。 新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名です。 この症状を含む症候では、 家屋など建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれる“有機溶剤”や、 木材を昆虫やシロアリといった生物からの食害から守る“防腐剤”、 またはそれに類する以下のような“揮発性有機化合物” に影響されているものと考えられています。 ホルムアルデヒド アセトアルデヒド(*) トルエン(*) キシレン(*) エチルベンゼン スチレン(*) 最近の法規制の動き 【2002年】 建築物における衛生的環境の確保に関する法律の改正により、 特定建築物における新築や大きな模様替等が行われた後、最初に到来する6月~9月(気温が高い時期)に、ホルムアルデヒドの測定及び対策が義務づけられました。 【2003年】 建築基準法の改正により 建築材料をホルムアルデヒドの発散速度によって区分し使用を制限、換気設備設置の義務付け、天井裏等の建材の制限などが定められました。 ************************************************************************************ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.28 10:11:02
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