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カテゴリ:■オゾンって何もの?
[イメージ写真]この清流でオゾンを測定したら、0.02ppm程度はありそう。
今回は「オゾン水」と「次亜塩素酸水」の残留性と、一般用途での使用する場合の注意点をあげてみました。
【残留性】 残留性のある「次亜塩素酸水」は、食品完成前に前分解または除去が必須です。 残留性のない「オゾン」は、処理後に自然に分解して酸素に戻るので後洗浄が不要です。 【短 所】 次亜塩酸類は残留するので高濃度での使用は避け、希釈時の塩素ガスの発生や有機化合物の生成にも注意が必要です。 オゾンでは、高濃度での有害性があるので、低濃度で使用する必要があります。
どちらも低濃度での利用方法が工夫・提案されて利用が増えてきたと言えると思います。 <また続き そうです>
◆ このテーマにご興味のなる方ように、以下に補足をしたためました。 【簡単な補足】 残留性があり、殺菌効果が持続するので、広く食品から飲料水等の殺菌に用いられています。 残留するため、できるかぎり低濃度で用いるのが望ましく、希釈時の塩素ガス発生、有機塩素化合物が生成され点に注意が必要です。 平成14年6月に新しく認可された食品添加物です。 どのような食品にも使用できますが、最終食品の完成前には、除去しなければなりません。 その都度希釈して使う次亜塩素酸ナトリウムでは必要な濃度管理が不要となり使いやすく利用が増えています。 既存の食品添加物として認可されています。 水道水の高度浄化、工場の殺菌、食品製造用水、器具類の洗浄などに用いられています。 処理後に分解して酸素に戻るので後水洗が不要な点、他と比べて反応が非常に早い点を長所にして、瞬時の脱臭、殺菌等の利用が増えています。 欠点は、高濃度では人体の有害性を示すため、高濃度にならない利用方法が提案されてオゾンの利用が増加しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.15 09:32:11
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