カテゴリ:日々雑感
メキシコ及びアメリカ合衆国のカリフォルニアからテキサスにかけての地域において豚インフルエンザが人から人への感染が確認されました。現時点ではパンデミック(大流行)とは看做されていませんが、警戒をすべきことには変わりません。
インフルエンザウイルスには遺伝子パターンによって幾つかに分類されており、鳥類インフルエンザ(祖形)から哺乳類インフルエンザへと進化しています。哺乳類型の中でも犬猫や牛馬のインフルエンザはヒト型と違っているために人間への直接的な感染は無いといわれていますが、豚インフルエンザはヒト型に類似しているためにヒトへの感染が懸念されています。 今回の豚インフルエンザの人間への感染確認がなされるまでは鳥インフルエンザの脅威が説かれていました。そのため、今回の豚インフルエンザに対する対処についてはワクチン生産の遅れなどが懸念されます。 個人レベルにおける対処法について まず第一に大流行が来る前の場合は、外出時にはマスクを着用し、できればゴーグルで目の粘膜を露出しないようにすること。帰宅したらマスクを内部に持ち込まない(使い捨てにすること)流水で充分に洗顔及び手洗い等をすること。その際には必ず石鹸を使い、充分にあわ立て、手洗いの場合は肘先から指の先までを洗浄しなければなりません。うがいは先ず少量の水を口に含み、口中を洗い流すようにした後にノドの奥まで洗浄すると良いでしょう。 大流行になる前に食料品を始め、生活必需品を少なくとも2週間分程度備蓄しておくようにしましょう。 大流行期が政府から宣言されるようになったら可能な限り外出を控え、感染しないように心がけます。 また、感染が疑われるような事態になったら、勝手に診療機関(病院や診療所等)に受診するのではなく、必ず最寄の保健所に連絡を取り、その症状などの必要事項を伝え、受診すべき診療機関を確認してから速やかに診察を受けるようにしてください。その際には必ずマスクなどの防護措置は行はなければなりません。 大流行が終息したという宣言が発表になっても少なくとも1週間程度は大流行直前の警戒レベルをとっておくと良いでしょう。 うがいや手洗い、洗顔についてはインフルエンザの大流行期などにかかわらず、通常の場合にあっても常に心がけておくのが良いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.27 04:46:26
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