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家庭で、仕事で、学校で役に立つ(立ちそうな)サイバーな小物を中心に紹介します。
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質感やデザインはどこか可愛らしく、部屋によくなじむという印象だ。MR3は高級感を感じるシックなイメージだったが、M60はポップな印象を受けるので、一般的なPCデスクとよくマッチする。 サイズは約100(幅)×147(奥行き)×168(高さ)mmで、MR3と比べて一回り以上小さい。Edifier M60のサイズ感であれば、卓上スピーカーとしてぴったりだ。 高さが低くなっている分、前面は非常にシンプルでツイーターとウーファーがあるのみだ。後ほど背面の写真を添えて詳しく紹介するが、AUX入力端子が背面にあるため、設置場所によってはケーブル接続がおっくうになるかもしれない。 電源ボタンやボリューム操作は右側のスピーカーユニット上部にタッチ式のボタンで行う。操作しない間はバックライトが消灯して小さなインジケーターだけが光るようになっているので、部屋の明るさを下げたとしても目立つことはない。 電源ボタンは1回タッチすると、モードがそれぞれBluetooth接続(インジケーター青点灯)、USB接続(インジケーター赤点灯)、AUX接続(インジケーター緑色点灯)の順に切り替わる。 電源自体はMR3と同じくACアダプターは不要で、いわゆるメガネケーブルを差し込むだけでいいので、よりスピーカー背面の配線がシンプルになっている。卓上スピーカーとしては非常にありがたい仕様だ。 入力端子自体は、USB Type-CとAUXのみと非常にシンプルな作りとなっているが、その反面、MR3で搭載されていたヘッドフォン端子が廃止されている。 USB Type-Cポートを接続して利用する場合、付属のUSB Type-Cケーブルを接続した上で、右側スピーカーユニットの上面にある電源ボタンをインジケーターの色が赤になるまでタッチして有効化できる。 今回はWindows環境で試してみたが、ドライバーのインストールは不要で、プラグ&プレイで利用できた。また、Arm版Windows 11を搭載したCopilot+ PCでも問題なく接続して音を再生できた。 M60もMR3と同じく、スマホアプリ「Edifier ConnecX」を使って、イコライザーの設定が可能だ。 MR3ではプリセットのイコライザーが「音楽」と「モニター」だけだったが、M60はマルチメディアスピーカーということもあり、「ゲーム」と「映画」が追加されている。 プリセットのイコライザーについてはM60に軍配が上がるが、MR3で搭載されていた音響チューニングが利用できないデメリットもある。 ただ、MR3はモニタースピーカーという性質上、音響チューニングも必要だったが、Edifier M60のようなマルチメディアスピーカーであれば、そこまで求められる機能でも無いため、しっかりと製品の差別化ができているともいえる。 その代わりと言っては何だが、Edifier M60にはスピーカースタンドが付属しており、デスク表面からの反射による音色の変化を排除できるようになっている。 M60にはMR3には無かった「Hi-Res AUDIO WIRELESS」の認定ロゴが記載されており、メーカーサイトでもLDAC対応をうたっている。 実際にLDACに対応しているスマホ「Pixel 8a」とBluetoothペアリングを実施し、メディアデバイスの詳細画面を確認したところ、「HDオーディオ:LDAC」にチェックが入っていることが分かった。 背面を見て分かる通り、有線接続でも同じく「Hi-Res AUDIO」の認定を受けているため、有線接続とBluetooth接続の両方でハイレゾ音源を本来の音質で楽しめる。
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