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本日、株価が一時12600円を超えました。最終的には12500円も割ってしまいましたが、5月17日以降、一本調子で上昇してきています。理由を書けないのですが、私はまだ行けると思っています。
今後のテーマは、原油価格上昇、中国、外人の動向、金利だと思っています。 原油価格上昇は、石油産業や電力などにかなりマイナスになるのではと思いましたが、現実にはそうはなっていません。 原油価格の上昇が逆に原油備蓄分の在庫価格の上昇を招いて、石油産業の業績の好転につながっているようです。しかし、このまま原油価格が上昇してゆけば、石油化学製品の価格に確実にはねかえってくるでしょう。運輸費用などへのしわ寄せもあり得ます。 日中間の意識に関する世論調査の結果が出ていますが、中国は全く日本を理解できていない、日本にも反中国の意識が根強い、というわけで、中国シフトしてきた国内産業にとって、この日中間の疎遠なムードが、いずれ、足を引っ張る時がくると思います。EUと中国、米国と中国の関係にも注意が必要だと思うのですが、これらの関係の親密度が増すようだと、どうしても輸出に頼らなければいけない日本には暗い影が漂います。 外人が日本株を買い基調であることが伝えられていますが、景気拡大という説明の中身が判然としません。大きく日本の景気を牽引していく材料が見当たらないのに、外人さんは日本の何を期待しているのでしょうか?投機的な原油価格上昇による資金の行き先が定まらないだけのような気がします。購買力が原油価格の上昇にいずれ追いつかなくなると思うので、何がしかの目新しい材料が出てこない限り、いずれ行き詰まると私は思います。 原油価格の上昇によって、景気上昇が頭打ちになってしまえば心配する必要もないと思うのですが、原油価格の上昇により物価の高騰を招き、それでも消費が衰えない場合、労働生産性が見かけの上昇をする分だけ、金利が上がったりしないか、ということも、気掛かりです。米国が双子の赤字を抱えてもドルが暴落せず、米国の株価も上昇傾向を続けています。金融の動きはどうも私には理解できません。単純に金利が上がるようなことを当局が放置するわけもないので、何らかの対策がとられると思いますが、金利の動きにはビクビクしていないといけないですね。 というわけで、今後は株価ボードから目が離せない神経質な展開になるだろうと思います。 ---------------- このブログの開設目的に沿わない書き込み(削除済みです)が続くため、やむを得ず掲示板・コメントを閉鎖しています。残念でなりません。応援してくださる方、建設的なご意見を頂ける方、左段のメールにてお願い致します。公開の可否を付記して頂けると助かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/08/23 10:17:42 PM
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