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2006/12/19
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テーマ:ニュース(99435)
カテゴリ:時事的話題
ホリエ裁判の方が来年の判決待ちになっていますが、村上ファンド裁判で、元ライブドア取締役の宮内氏への尋問が行われたそうです。
尋問の中で、宮内氏は、ライブドア堀江元社長が、「ソニーを買収しろ、ソニーがだめならパイオニアを買収しろ、養命酒を買収しろ、モンゴル銀行だ」などと荒唐無稽な指示を出して、社員の間で「堀江フラッシュ」と呼ばれていて、ホリエモンがライブドアのお飾り社長だったことを明らかにしました。
さらに、村上氏が直接宮内氏に、検察がインサイダー取引をしていたとする時期に「あなたは直接、ニッポン放送株の件で私にお願いをしたことがありますか」と質問し、宮内氏は「ありません」と答えたそうです。

この村上氏の質問に対する宮内氏の答えで、大手マスコミがでっちあげたライブドア、村上ファンドの極悪人イメージ操作は瓦解したと言えると思います。

昨晩のラジオの討論番組でも、今年の最悪の事件は何だったかという質問に対して、堀江、村上の拝金主義だ、と言っているリスナーがいましたが、大手マスコミの大宣伝に毒されてしまったリスナーなのでしょう。
ライブドア事件、村上ファンド事件の報道に関する、大手マスコミの責任は重大だと思います。

ライブドアが巧妙な株取引(違法な経理操作なのかも知れませんが)によって、資金を得ていたことを拝金主義と非難するのなら、日本の大会社はすべて株式会社です、資本主義社会で企業が株式市場から資金調達すること自体を非難すべきです。
世界に通用するようなビジネスを行うのなら、莫大な資金を調達しなければいけない、米国企業のアマゾンでも、グーグルでもやっていることです。
米国で、資金調達することを拝金主義だと言って非難している人がいるのでしょうか?

ところが、日本の大手マスコミは、ライブドア、村上ファンドを拝金主義だの、錬金術だの、虚業だのとわめき立てて、アマゾン、グーグルに対抗できるようなIT企業の芽を潰してしまったのです。
ここにきて、ミサワホーム、日興コーディアル証券傘下の企業の会計処理の問題点が明るみに出ました。
楽天も昨日あわてふためいて四半期決算のキャッシュフローの項目間での訂正の告知をしています。
私には細かい会計処理の仕組みはわからないので、どういうことで楽天の訂正処理がなされているのか、その原因まではわかりませんが、新興の会社でやむを得ないとしても、もう少しきちんとした経理をやって欲しいと思います。
しかし、ミサワホーム、日興の場合には、利益額の差が巨大であり、明らかにミスとは言えない「経理操作」です。
ところが、大手マスコミは、日経社説が日興を取り上げているのみです。
ライブドア、村上ファンドの時の大騒ぎとは、雲泥の差です。
要するに、ミサワホーム、日興は、歴史のある会社でちょっと批判するのはコワい、ライブドア、村上ファンドは経営者が若く、対抗してこないだろうという安心感から、思いっきり引っぱたいた、という弱い者いじめに過ぎません。

村上ファンド事件に話しを戻して、昨日の宮内尋問で明らかになったことは、ホリエモンの「ニッポン放送買収」構想も「堀江フラッシュ」の一つでライブドア社員でもまじめに考えてはいなかった、まして、村上ファンドがライブドア堀江社長の弁をどれだけまともに聞けたのか、ということです。
村上氏は、検察の取り調べで一旦、インサイダー取引であったことを認める供述をして釈放されているので、自分自身でインサイダー取引ではなかったことを証明しなければいけません。
自分自身で、ライブドア経理責任者の宮内氏から何らかの依頼があったかを確認したのはそのためだろうと思います。

村上氏が有罪になるのだったら、今、このブログで、「楽天は将来電子商取引ビジネスの中核として世界をリードする企業になると思うので、銀行でお金を借りて思いっきり楽天株を買うよ」と書いて、それを信じて楽天株を買い(株取引は自己責任でやってくださいね)高値で売り抜け売却益を上げた人は、インサイダー取引で有罪です。
実際には、ライブドアはかなり無理な方法で資金を調達してニッポン放送買収に向かうのですが、そんなことを村上氏が知るわけないですね。
Winny開発者に、著作権法違反の実行為をした人間の共同責任を負わせてしまう判決が出るくらいに裁判官の品格も下がっているので、この先どうなるかわかりませんけれど、荒唐無稽な人の言っていることを聞いて株を買い、たまたま、本当に買ったから株価が上昇して売り抜けたら、インサイダー取引、ですかね?

インサイダー取引というのは、もっと経済活動の明確な予定とか会計内容の情報開示を事前に知って、公表前に株を購入して、公表後の株価高騰の中で売り抜ける、というようなことだと思いますけどね。
村上氏の失敗は、ニッポン放送株を高値放出してしまったことでしょう。
ライブドア取得分と村上ファンド分を合わせてニッポン放送株の過半数だと思ったら、村上ファンドはもう持っていなくて、過半数にまだなっていない、と、わかったときには、ホリエモンは青ざめただろうと思います。
これで、村上ファンドとライブドアの連携が切れてしまって、大手マスコミに言われるがままになってしまったのでしょう。
同様のことで言うと、今、TBS株が高騰していて、楽天のTBS株の含み益が莫大なものになりつつあります。
今の価格で売り抜ければ、四季報に出ている平成18年度決算赤字分を埋め合わせておつりが出ます。
もちろん、市場株価に影響が出ない程度の少量を売って利ざやを稼いでおいた方が良いとは思いますが、私は、楽天は今後もTBS筆頭株主としての地位を保持しつつ、TBSに対して業務提携を粘り強く持ちかけるべきだと思います。
売り抜けなければ、インサイダー取引と言われる筋合いはありません。

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最終更新日  2006/12/19 10:35:49 AM
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