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カテゴリ:メディア
12月26日付読売社説が、2006年を振り返って、「伝統的な価値観が見直された」などと書いていますが、同じ読売新聞が、景気回復の実感がないという答えが78%、格差が拡大しているという答えが74%という世論調査の結果を明らかにしています(こちらを参照)。
また、やはり読売新聞が、新潟中越地震で仮設住宅に住む女性が、心不全で孤独死していたことを伝えています(こちらを参照)。 女性が亡くなっているのが発見された新潟県川口町川口中学校は、昨年の2月雪下ろしのボランティアに出かけた場所です(昨年2月8日の日記に書きました)。 校舎の横に仮設住宅が並んでいました。 雪の重みで倉庫の屋根が落ちてしまいそうなのだけれど、屋根の雪を降ろそうにも、屋根の周囲に屋根よりも高く雪が積もっていて、雪下ろしのやりようがないので、倉庫周囲の雪をどかして欲しいと先生に言われて、一日作業しました。 不慣れな人間には非常にきつい作業でした。 今は、肩を痛めていて、とても雪下ろしボランティアをできる状況にはありませんが、あの雪深い場所で、あの人たちはどうしているのかなあ、と、思っているときに、あの仮設住宅で、と思うと、胸が詰まります。 地震で家も仕事も失って、もしかするとご家族も失って、一人で生活し、心の底から話し合えるお友達とかいらっしゃらなかったのでしょうか? 読売社説については、明朝書くことにしますが、やらせタウンミーティングやいじめ、格差拡大、孤独死、日々止まる首都圏の電車、これが、「伝統的価値観が見直された一年」なんでしょうかね? 読売社説のライター氏の見識を疑いますね。 ---------------- 科学雑誌でおなじみのNewton社e-Learningのご紹介はこちら 理工系受験生向け大学入試問題研究サイトはこちら 「大学への数学」の東京出版発行の書籍のお求めはこちら 横浜市杉田の代々木屋呉服店さんの楽天ショップはこちら ---------------- コメント、トラック・バックはこちらへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/12/26 11:20:06 PM
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