『NARNIA』
『ナルニア国物語』タイトル長いのよね、これ。『The Chronicles of NARNIA The Lion, The Witch and The Wardrobe』英語で読むとナーニャ。飛行機の中で見たのだけれど、video on demandが壊れていて、全編通して見ることができなかった。映画館で観たぱなっちが、「マミー、まだ『ナーニャ』見たことないでしょ。見た方がいいわよ。」と言うので、なんとなく話は知っていたけど観に行ってきた。エドモンドが何故別行動取っていたのか分かったディズニーはセル画の映画作りを止めてから、CGがんばってますね。でも、飛行機の小画面では目立たなかった粗が、大画面では大変気になりました。もう少し丁寧に絵を貼り付けた方がいいかな。子供達の演技はすこぶるよろしいですね。それと、原作がいいのかなぁ、台詞、ところどことじーんと来ちゃうのがあって、「さすがディズニー、感動させ上手」と心の中で拍手してました。「言われたことだけやってろよ!」と、いつもお兄ちゃんに言われていたエドモンドが、「撤退しろ!!」と言われたのに「まだ王にはなっていない!」と背くとことか、出陣のときにLieutenant(?なんていう位の人なの?軍を率いている人)にピーターが「ついてきてくれるな?」と言うと、「死の果てまで」と言うところとか。あー、感動は伝わりにくいな、日本語にしちゃうと。と、戦闘場面ばかりに感動していたわけではないのですが、やっぱりなんか人海作戦っていうの?あんなふうに大量に人員動員すると、よくがんばったなぁって気にさせられる。コンピューターでコピペしただけかもしれないけど。昔の戦争があのように指揮官(国王)自らが先頭に立って戦ったとしたら、偉い。たぶんそれはありえないけど。氷の女王、かっこいいよね。それに、考えてみれば、氷の女王いい人だ。だって、どれも石に変えていただけで、殺していなかった。タムナスさんも蘇ったし。それに比べたら、ライオン軍はばっさばっさと切り倒しちゃったんでしょ?残酷だ。ライオンをいたぶって殺すシーンはどうやって撮ったのかなぁ?本物っぽく見えるけど、作り物だよね?いくら動物プロ所属のライオンといえども、あんなに引きずり回されたらガオーと反撃しそうだもの。大人になってからの4人は興ざめなので、続編を作るのは止めていただきたい。と、いろいろ考えさせられる映画でした。