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テーマ:世界各国に食めぐり(417)
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ズッキーニが手に入ったので、夏の定番ラタトゥーユを作ることにしました。
ところでラタテゥーユを作るときスパイスは何を入れますか? 今までハーブミックスを入れたり、オレガノやバジルを入れたり、と 色々でした。 私が最初に参考にしたラタトゥーユのレシピは 丸元 淑生の本で紹介されていたものでした。たしかフェンネルを入れるように 書いてありました。丸元先生の本はシステマティックで合理的で 本当に勉強になったけれど、結構、淡々としています。 作家は職業柄、お料理についても書いている人が多いけれど、 スタイルはそれぞれ違いますね。 どちらかというと、欲望が文章に透けて見えるような(?) いわばセクシーなお料理本に惹かれていくところがあります。 私の修行が足らないのでしょうか・・・。 話がそれました。ラタトゥーユのスパイスをどうするか、 一応、本当の作り方を見るのが良いだろう、ということで フランス発のレシピを確認してきました。 ratatouilleというスペルを確認し google検索で上の方に出てきたものだと、 タイム・バジル・パセリを使っている様子。 事も無げに、タイム一枝・・・などと書いてあります。やっぱりフレッシュを 使うようです。が、我が家にはタイムはないのでこれは乾燥ものを使いました。 私の好みでは、 タイムはキツいスパイスなので、控えめにするのがいいみたい。 いくらあっても困らない、と思いつつ 作るときは少なめに、コマメに作ることのほうが多いです。 昨晩のレシピはこんな風でした。 <材料> タマネギ 半分(スライス) ナス 2本(輪切り) ズッキーニ 1本(輪切り) ピーマン 2個(短冊に) トマト缶 1缶 ニンニク 1カケ(スライス) オリーブオイル 適宜 塩・コショウ 適宜 <手順> 1 オリーブオイルを鍋に熱し、ニンニクを入れて香りが立ったら、タマネギのスライスを白く透明になるまで炒める。 2 ピーマン、ズッキーニ、ナスも順番に入れて炒める。スパイスを加える。 3 トマト缶を加えてかき混ぜる。弱火にして、蓋をして蒸し煮にする。 4 塩・コショウで調味。 5 野菜がやわらかくトロけたら、出来上がり。 フランスでもそれぞれの家庭のやり方があるお料理ですが、野菜・トマト缶以外に 水を入れないのはお約束のようです。野菜とトマト缶の水気だけで蒸します。 オリーブオイルを普通よりも多めに使うと、それらしく出来ます。 野菜が炒めあがるまでは最小限のオイルで、トマト缶を加えた後に調味の目的で オリーブオイルを多めに加えるのが自己流の工夫です。最初から大量の油を使うと ハネたりするので・・・・・。 これは筑前煮でもそうですが、やさいをそれぞれ、ちょうどの固さまで別々に炒めてから 最後にトマト缶と加えて煮込む方法もある、とフランスのレシピにも書いてあることが 多いです。 熱いままでももちろんおいしいのですが、冷蔵庫で冷えてちょっとオイルが 浮いたようなのを前菜のようにするのが一番好きです。 黒オリーブなどを入れると南仏の感じが強くでるようです。 人気blogランキング その日の得票数に応じて順位が変わるブログランキングです。 お気に召したらクリックお願いします。 Homeに戻る。 / 他の日記を読む /楽天市場へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.18 17:15:50
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