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ラスタ・パスタのレレ日記

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2004年11月30日
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今週の月曜組曲は、洋楽カバーなし、ゲストなしで、

いきなりオフコースが売れ始めた頃の曲を、小田和正が歌いました。

これって、かなり見応えアリでした。

オープニングでいきなり

1. 眠れぬ夜

♪眠れる夜と雨の日は、忘れかけてた 愛がよみがえる♪


う~ん、いきなりいい歌詞だ。よく聴く曲だ。でも、最近までオフコースのよさに出会っていなかった僕は、この曲がいつの曲かわからない。
これが最初のHIT曲なのだろうか。
ファンの方、誰か教えてください。

小田和正は、「オフコースは学校みたいだ」と言っている。
「いろんなアーティストたちが、競い合う、団体戦のようだった」と。

そんな気持ちで、この曲を作ったのだろうか?


2.さよなら

オフコースが売れ出してから、自分達のコンサートからホテルに帰る道中で、タクシーのラジオから、自分達の曲が聞こえてきたという。

ラジオ番組の中で、「今、人気急上昇中のオフコースの曲です」と紹介されたそうです。

それを、タクシーの中で、それを聞きながら、「売れるって、こういうことか」と思ったそうです。


♪さよなら、さよなら、さよなら、
もうすぐ外は白い冬。
愛したのは、たしかに君だけ
そのままの君だけ♪


う~ん、これも心に染み入る歌詞だ。

当時のTBSの「ベストテン」 の映像が番組で流される。

1980年2月。

若き頃の
久米宏 が「オフコースのみなさhhな、当分の間、コンサート活動に専念するため、テレビにご出演していただけないそうです。すみません」

と、早口で、視聴者にむかってあやまっていた。

そんな時代の頃のオフコースの歌なのか。

泣きのギターのソロが響き渡る。小田和正のバックで演奏しているミュージシャンたちは誰なんだろう。けっこうみんな腕利きだ。

番組で、彼らを紹介してくれたらいいのに。



小田和正は言った。
ヒット曲が出た直後の次の曲こそ、みんなが注目している時なので、
自分達が一番、伝えたいことを歌った歌を書いたと。

レコード会社は、前のヒット曲とおなじような曲を期待していて、とうぜん、そこにはコンフリイクトが。

そういって、歌ったのが、

3.生まれ来る子供たちのために


♪君よ 愛するひとを守りたまえ。
大きく手を拡げて 子供たちを抱きたまえ♪


(中略)

♪ふたりで漕いでゆく
その力を与えたまえ
勇気を与えたまえ♪


なんか、題名やメッセージから、プログレッシブ・ロックのムーディー・ブルース

「子供たちの 子供たちの 子供たちのために」

というアルバムを思い出した。

そんな連想をするのは、ぼくぐらいしか、いないかもしれないけれども。

小田和正って、ムーディーブルースって聴いたことあるのかなァ?



NHKの「若い広場」に出ていた頃だそうだ。1981年頃か。

曲の題名なんて、いいかげんに決まっちゃうことがある。
印刷に間に合わないから、すぐ決めてくれ、といわれて題名が決まったのが次の曲だそうだ。


4.Yes-No

♪君を抱いていいの 好きになってもいいの
君を抱いていいの 心は今 何処にあるの♪


これまた、有名な美しいメロディと歌詞だ。

また、ギターのソロがすごくいい。

小田和正の後ろに左右に座っているミュージシャンは、両方とも、ギターとベースを弾きこなし、曲によって、どちらかがギター・ソロをとっている。
向かって右側のミュージシャンは、石成正人さんだと思うのだが。
別のライブでも出ていたぞ。やっぱり売れっ子セッション・ギタリストだ。



そして、5人のオフコースが解散する、最後のコンサート「Over」。
武道館を連続10日間、満員にしたそうだ。

1982年6月のこと。

5.YES-YES-YES

♪君が思うより きっと僕は君が好きで
でも君はいつも そんな顔して♪


この時の武道館では、最終日、ステージをおりたオフコースに対して、

客席の「Yes-Yes-Yes]の大合唱があったらしい。
今や、伝説になっているとも聞く。

最初のヒット曲が何年だかわからないのだが、
5人のオフコースは、その全盛期を80年―82年と全速力で駆け抜けていったのだろうか。

この頃のオフコースが大好きというひとは、いっぱいいるんじゃないかなぁ。
この頃のオフコースの曲、全部 歌えるっていうひとも、いるんじゃないだろうか。


ほとんどの曲が、

 と
 と
愛 

成り立っている。


美しいメロディとハーモニー、ストレートに語りかけてくる歌詞。

どうして、そのころ、ぼくは、オフコースのことをあんまり聴かなかったんだろう。あんまり知らなかった。

80年代の、MTV全盛期にオーバーラップして、洋楽ばかり聴いていたのかもしれない。

第3次 ブリティッシュ・インベイジョンといって、イギリスのアーティストが、大挙してアメリカで大ヒットしていた時代だ。

カルチャー・クラブ、
デュラン・デュラン、

それこそ今のドラマ「ラストクリスマス」のワム、
カジャ・グーグー、
トンプソン・ツインズ 
U2
(アイルランドのバンドだが)etc. etc.

数年のずれはあっても、ぼくが洋楽(&フュージョン)を聴いていた頃、

別の人たちは、オフコースを聴いて、人生に大きな影響を受け、力をあたえられていたんだろうか。

そう思うと、とっても不思議な気持ちがする。

そのころ、オフコースを特に意識をすることのなかった僕が今、
小田和正自身を通して、その頃の、オフコースや日本のポップスを追体験している。

これも、ひとえに、がんこに一徹に、自分達の音楽を守り通してきた、小田和正が、当時の、同時代のオフコースおよびライバルたちの音楽を、自ら歌うことによって紹介してくれているからだ。

来週は、どのへんの時代の誰の曲を、どんな理由で紹介し、
それを、どんな風に歌うんだろう。

音楽って、こうやって、時代を行ったり来たり、
時間や世代や、時代や、場所や空間を越えて共有できる。


音楽は、自分が生きた証。
とっても素晴しいものだと思う。





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最終更新日  2004年11月30日 23時16分19秒
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