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カテゴリ:音楽と映像(番組、DVDなど)
ビヨンセ もビックリ! マツケン・サンバ
いや~、わたしもビックリしました。こんな題名で日記を書くことになるとは。 ![]() ![]() フジテレビ系列 2004FNS歌謡祭 30周年記念スペシャル 新高輪ホテル「飛天」の間からの生中継でした! なんと約4時間30分にわたって生放送しながら、過去30年の映像や、 韓国からの中継(Bo-A など)や、別スタジオからの中継(福山雅治 )などをとりまぜての、大音楽祭り。 映像としては、なんとテレビに出ないことになっていた小田和正が 「ラブストーリーは突然に」で、FNS歌謡祭に出演した1991年の映像や、 いわゆるアイドル達の歴史 (松田聖子、中森明菜、~モー娘。まで、ジャニーズの歴史) スタジオでの歌唱としては、 ドリカム、 平井賢と溝口肇(チェロ)の共演 平原綾香の「ジュピター」や、 中島美嘉の「雪の華」 のクールな熱唱 とりは、浜崎あゆみ 、などなど 豪華絢爛だったのですが、 やった、と思ったのは、なんとプロモーション12月初旬来日予定だった デスティニーズ・チャイルド の来日を、数日早めさせて、 、 新高輪のステージに呼んじゃって、歌わせちゃったんだからこれはすごい。 アメリカのガールズ・グループといえば、 ボーカルの上手さとコーラス・ワーク、スタイリッシュでセクシーなビジュアルの アン・ヴォーグ(En Vogue) が、 1990年にデビューしたのが先駆けで、歌の上手さでは、今でも一番じゃないかと思っているのだが、 その後、ライバル達がいっぱい出てきて、 ボーカルの上手さでは、競い合うSWV(Sisters With Voices)(1992年デビュー)や、Xscape(1993年デビュー) メンバー3人が歌って踊れるガールズ・グループ、TLC (1992年デビュー) 黒人3人、白人1人の計4人組女性ヴォーカル・グループ、Eternal(1993年)(その後、白人メンバー独立) マライア・キャリーが立ち上げたレーベルの第一弾アーティストになった4人組ガールズ・グループ、Allure(1997年) イギリスからは、もうちょっとアイドル性を持ったガールズ・グループ Spice Girls が1996年にデビュー。 こちらは、どちらかというと、アイドル性で、ブリトニー・スピアーズ (Britney Spears)(1998年デビュー)に近いと思うのだが、 アン・ヴォーグ(En Vogue)やTLCからみれば、シスター・グループというか「妹的」グループのイメージがあったのだが、 デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child:1998年デビュー)は、 メンバー・チェンジや、各メンバーのソロ活動を経ながら、 今や、世界一のガールズ・グループに成長したと思う。 アイドル的存在だったブリトニー・スピアーズが、SEXY路線に転ずるのと時を同じくして、デスティニーズ・チャイルドの各メンバーもアイドルではなく、SEXY路線に向かうばかりではなく、 特に、 ビヨンセ などは、ある種のセレブのファッション・リーダー、 アメリカの美しい女性のロールモデルのひとりとなっている。 そんなデスティニーズ・チャイルドが、2004FNS歌謡祭で、1曲、歌ったのだ。これは快挙というほかない。 日本の女の子は、ファッションセンスや、メイク、ヘアケア、スキンケア、ネール・アート、コーディネート、アクセサリーやジュエリーの使い方、小物、バック、靴に至るまで、 全体的に見て、世界でもトップ・クラス のオシャレであるとおもうけど、 デスティニーズ・チャイルドが、迫力あるバディで、踊りながら歌う姿を見ていて、原点である肉体の持つパワー、エネルギーに圧倒された。 NYに住んでいた時にも、いつも感じていたが、日本の女性は、トータル・ファッションのキメ具合は、一般のアメリカの女性をはるかに上回っていると思う。 ところが、アメリカの女性、特にアフリカ系およびヒスパニック系の女性の肉体がもともと持っているエントロピーのようなものに、、簡単なファッションをまっとっただけで、そこから発散されるセクシー・パワーが違うんだなぁ。 (誤解のないように言っておきますけれど、女性を外見で判断しているわけでもなければ、細い方がいいとか、ダイナマイトの方がいいという好き嫌いを言っているわけでもないので、くれぐれも、そこのところは、ご理解のほどを) ひとの胴体を輪切りにした断面を上から(空から)みるイメージを考えるとわかるのだが、 日本やアジア系の女性(男性も)、この断面は、横長の楕円 。 ところが、アフリカ系アメリカ人やヒイスパニック系アメリカ人の胴体の断面は、丸 ○ に近いのだ。 要するに、身体が分厚い。 だから、補正下着とか、レモン・パットとか、ローライズ・ジーンズにベルトを腰の低いところに巻く、ジーンズは、ヒールの下まで来るようにする、などというファッションのさまざまな工夫をしなくても、Tシャツ1枚、ジーンズ1枚を、さりげなく着ただけで、肉体の魅力や「くびれ」がちゃんとアピールできてしまうのです。 余談が長くなってしまいました。すみません。要は、どっちがいい、悪いの問題ではないのですが、そうした楕円ではなく丸の肉体のパワーをもった 歌姫たちのスーパーグループ、デスティニーズ・チャイルド、 現代のディバーのアイコンとしてのビヨンセなどをみていると、 ただただ凄いなあ~と思うわけである。 さて、彼女たちが歌う前に、2004FNS歌謡祭の司会者のあほは、ビヨンセではなく、ほかの2人のメンバーばかりに質問していたが、ビヨンセの出番はその後に残されていた。 なんと、マツケン・サンバII の登場。 IIとあるからには、マツケン・サンバIがあると思うのだが、IとIIの違いは何かということを、誰かご存知の方がいたら教えてくださいませ。 キンキラキンの和服の衣装を来た松平健と、同じくギンギラギンの着物の衣装を来た女性のダンサーたちが大挙して、ステージに登場。 マツケン・サンバIIで大暴れしたのだ。 そして、テーブル席でそれを見ていたビヨンセが、質問される。 「マツケン・サンバのステージ、どうでしたか?」 ビヨンセは目をきらきらさせて、「すごく良かった。振り付けは誰がしたのかとか、衣装はどうしたのか」、など、大いに楽しんだ様子で感想や質問を逆にしていた。 う~ん、すごいではないか、ビヨンセが認めた「マツケン・サンバII」の実力!!(笑) デスティニーズ・チャイルドと「マツケン・サンバII」 こんな、おばかな組み合わせを考えて、実行しちゃうのは、やっぱりテレビにしか出来ないこと。 ぼくも、大いに楽しんだ。でも、なんでも売れているものをくっつけちゃえばいいわけ? 追記 番組を途中から見たので、一青窈 (ひととよう)のステージが観られなかったのが残念☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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