カテゴリ:ボランティア
今日は朝からボランティアの児童問題の研修会があった。 参加するために9時半までに掃除洗濯をすませて、会場へでかける。 数年前に我が自治体が、小学校と中学校のある学年全員を対象に親と子どもに対して実施したアンケートから見えてくるものということだった。 所得階層で多いのは二人親世帯450~500万、母子世帯100~150万 父子世帯450~500万 第1子を10代で生んだ親は所得が有意に低い 我が自治体の所得の中央値は264万であり132万以下が貧困度が高い層次が70%までの層80%までの層という形で分けられている。 所得が低い層では朝食を食べない、一人で食事をする、勉強時間が短いなどの特徴があった。 所得の低い層は非正規雇用が多く、仕事を休むことが賃金カットにつながることが多いためか、学校行事への参加が少ない。 経済的理由で子どもを医者に通わせない、塾等にいかない、進路を変更する(学校は高校までと思っている人が多い) 昔のように今日のご飯が食べられないという貧困はなくなったが、貧困問題が子どもに影響を与えている。 様々な施策などを子どもを通じて、学校も通知しているが家族がバラバラで親まで情報が伝わっていないことが多い。情報の貧困というのも問題である。経済的な理由で塾などにいけない子どもについて、一定の人数に対して、無料で勉強を教える制度を作っている。というような話しがあった。やる気のある子たちを応援するのはもちろん大切だが、貧困のために自分をあきらめてしまっている子たちが、やる気をなくしてしまう前にサポートしてあげることも大切だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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