文鮮明先生御言選集 19950101 -年頭の辞「真の父母様の勝利圏を相続しよう」
一九九五年、年頭の辞「真の父母様の勝利圏を相続しよう」一九九五年元旦、年頭標語、それは「真の父母様の勝利圏を相続しよう」です。 一、真の家庭を正立する。 正立というのは正しく立てる、立たすことです。真の家庭を正立する。それが、真の父母の勝利圏を相続する第一です。真の家庭を相続して正立する。分かりましたか。(「はい。」) (一)心身統一完成。 重要な問題です。堕落したために心身が分立し、真の愛を持つことができませんでした。堕落のために心身が分割され、サタン的な愛によって、サタン的な偽りの父母によって、偽りの愛によって、偽りの生命を相続して、それを分割され、紛争するような人間になってしまったのです。その歴史をずーっと通過して、今までそれを勝利したことがありません。 世界にたくさんの戦争が起こったり、また止まったりしてきましたけれども、心身紛争圏の戦場は、いまだに一回も止まったこともなければ、休戦状態とか、やめたこともありません。歴史を超えて連綿として、つながっているのです。その紛争を、いかに処理するかということが、神の救済の最後の目標です。 堕落のために、堕落の愛のために、サタンの基盤が肉身に根を下ろすようになってしまいました。良心圏は、もともと神に直結するようになっていますから、主体になっています。天使長は客体の立場のものとして、愛の環境を持ったとしても、神のもとのプラスのところ、主体圏に根を下ろすことができないというのです。だから、相対圏に根を下ろす以外に、道がないのです。 その相対圏が肉体です。良心という完全なるプラスに対して、相対的マイナスになるべきところに、偽りの愛の種が下りてしまったのです。それは偽りの愛であるけれども、もともと原理に一致し得るその愛、アダム・エバが直結する関係の愛だから、その力は強いというのです。 長成完成基準において堕落した、その時の愛は堕落の愛であるけれども、天使長と因縁を持ったその愛の力が、その時の良心の力よりも強かったのです。それが問題です。それをはっきりしないといけません。堕落した時の愛の根を下ろした力が、堕落する時の良心の基準の力より強かった、それが問題です。だから、肉身は、良心を今まで引っ張りだこにしてきたのです。根源はそうなっているのです。 心身紛争の出発は、一体どこか! 紛争の動機の出発起点は、生命の発生の出発点、それは親たちです。親たち、それは夫婦一体になる愛の関係の本場です。夫婦が結婚して、初愛の関係を結ぶそのところ、凹凸が一つになる本場が、生命の出現地、出発地です。その本場において争いの内容があったので、結果としての生命体に、紛争として残らざるを得ないのです。動機からして、紛争圏の内容があったのですから、結果としての堕落した生命圏には、心身紛争が現れざるを得ないのです。これは理論的です。 こう見た場合に、結局は偽りの、過ちの愛によって、生命がつながれたということは、過ちの愛と本心は、争うようになっているのです。反発するのです。だから、堕落した結果を見た場合には、エバがアダムを誘惑するのを、アダムは嫌がる立場にならざるを得ないのです。喜んで、ではないのです。嫌がるのです。天使長と関係する時のエバ自体も、神の言いつけによって、そんなことはしてはいけないということを良心的に知っているから、良心の反駁を受けざるを得ないというのです。 だから、異質、違反する内容の愛の関係は、天使長とエバ、エバとアダムにつながっているから、親たちの根源の世界の関係は、偽りの愛によって、違法的な紛争的な愛の内容に、ならざるを得ないという結論になってきます。そういう内容を説明して、それは血統的堕落だと言えば、何も文句を言うものは一つもないのです。 われわれは堕落した根源まで、はっきりと知っているのです。サタン的な愛の道は、堕落する時において、良心の基準より強かったから問題であって、強くなかったとするならば、良心が肉身を引っ張りだこにして、自動的に神の方に帰るようになっているのです。 あなたたち自身もそうです。良心が肉身を引っ張りだこにしてきましたか、肉身が良心を一生引っ張りだこにしてきましたか。どうですか! (「肉身です。」)これが問題です。これが人類破壊の動機になったということをはっきり知って、いかにその解消作戦、壊滅作戦をするか、それが、陸上生活の生涯かけての使命なのです。それを正しておかなければ、神とか、神の国につなぐ道は永遠にありません。 だから、そういう関係を見ると、心身一体です。何によってですか。真の父母の勝利は、真の愛をなしてきたことにあります。真の家庭を正立するには、真の愛を中心としなければなりません。正しく立たせたその家庭の愛においては、第一に、自分個人において、心身統一完成をなさなければならないのです。何統一ですか。(「心身統一です。」) あなたは、もう心身統一をしましたか。良心はいつも、自分のやることを干渉するのです。良心は、自分がやることで、知らないことは一つもないのです。分かりながらも良心の命令に逆らって、肉身の願うところに、どんどんどんどん行っているのです。 それを、いかにみんな切ってしまうか。切ってしまうための、歴史的活動の体制が残らなければなりません。それが宗教圏です。だから、宗教を信じて救援するということはできません。大変な宣言です。宗教は、もともと救援の道をつなぐことはできません。なぜ、宗教を立たせるのかというと、この肉身を破壊するための工作なのです。肉身が良心を引っ張りだこにするのを、すべてなくすための世界的組織体制が、宗教圏なのです。宗教は、それをはっきり知りませんでした。 何によって、救援されるのですか。真の愛によってです。真の父母の愛によって、一つになるのです。一つにならないと、もとの基準に帰ることはできないから、神の国と永遠に関係を持つことができません。救援されるのは、宗教自体ではできません。肉身を引っ張りだこにするサタンの基盤を、壊滅するための方便として立たせたのが宗教圏です。真の愛に一体となった場合には、宗教は自動的になくなってしまうのです。分かりましたか。(「はい。」) だから、統一教会で「家庭盟誓」を唱える者において、心身一体、夫婦一体、子女一体がなされていない者は、「家庭盟誓」を唱えることはできません。「家庭盟誓」は、真の父母の勝利圏の、真の父母と誓約した安着圏においてなし得たのです。また、真の父母の血統転換をなし、所有権転換、心情転換をなし得て、心身一体圏をなし得た立場ですから、堕落しないもとのアダムの完成、個人完成体になった立場なのです。 個人完成、家庭完成、子女完成です。これを毎日、起きては祈りながら、きょうも心身一体、夫婦一体、子女一体の愛の家族内に立った者が、「家庭 それで、四十年の世界的蕩減の迫害が起きています。神が行くところに、逆らう者がないような勝利圏をわれわれは定着して、「家庭盟誓」をなせるのです。だから、先生の言うとおりに一つになった場合には、サタンは永遠に分立されてくるのです。その家庭には、何のサタンの侵入もないのです。宗教圏が必要ではないということです。分かりましたか。(「はい。」) だから、今から真の父母絶対信仰、絶対心情一致です。アダム・エバが、絶対信仰を持たなかった、絶対心情に一致しなかった、それを蕩減復帰するために、それを相続しなければならないのです。だから、第一は心身統一完成です。 (二)夫婦統一完成。 君たちは夫婦喧嘩をしますか。(「しません。」)それは主体が誰か、客体が誰か、はっきりしないといけません。主体は男です。先生が男だから言うのではないのです。神の愛と神の生命と神の血統をつなぐ内容を持っているので主体なのです。それは何かというと、子供の種を持っているということです。女は子供の種がないのです。胸も尻もみんな、自分のものではありません。子供のためにあるのです。女の顔は自分の顔ではない、旦那さんのための顔です。旦那さんがそういう顔を好むのです。それは柔らかくて滑らかです。女はそういうものを好みません。反対です。だから、夫婦統一をしないといけないのです。 (三)アダム・エバ、子女統一。 それはカイン・アベル、子供です。それが、みんな怨讐圏になってしまいました。心身分裂、夫婦分裂、子女分裂。神の創造理想には、カインがアベルを殺すということはありませんでした。サタンが侵入して、そういう結果をつくったということは、これは話ばかりではなく、事実なのです。事実問題を責任を持って解除することにより、すべてのものが神に帰ることができます。 だから、真の父母がいなければ、帰る道がありません。偽りによって汚れてしまったのですから、真の父母によって、真の愛によって、心身一体、夫婦一体、子女一体するのです。これは逆です。サタンの方に行ったものが、神に帰るのです。家庭完成をなさなければなりません。 それから国家完成です。それはイエス様を中心としてするのです。エデンの園において、アダム家庭が失敗したことを国によってまとめるのですから、国家的イエス様の失敗を復帰しなければならないのです。 二、真の国家を正立する。 誰がなすかというと、先生がするのではないのです。君たちがするのです。君たちは個人勝利、夫婦の関係、子女の関係を通過して、家庭全体が父母の後に従って、氏族、民族、国家を越えていくのです。国家、世界、天宙、神様まで越えていくのです。永遠を中心として、そういうふうになっているのです。みんなサタンに汚されたので、それを再び戻して相続しなければいけないのです。真の国家を自分が立てなければなりません。そうするには、心身一体、夫婦一体、子女一体をなさなければ、家庭的なプラスがないのです。 自分の家庭によって、それは相続段階、段階です。それは氏族圏を一つにし、民族が勝利した場合には、それが大きいプラスになって、国家的に投入する、そういう公式、代表的相対関係で復興していくのです。 (一)家庭的メシヤ完成。 メシヤというのは真の親をいうのです。真の親です。家庭的真の親を完成しなければなりません。それがアダムの立場です。それから、氏族的完成。国家基準は先生を中心とした場合には、氏族基準はイエス様であり、家庭基準はアダム堕落圏です。そうなった場合に、国家形成の基礎としてつなぐのです。だから、真の国家を正立する、その第一は家庭的メシヤを完成しなければならないというのです。 家庭的メシヤは、世の中にはいないのです。世界的なメシヤが来て、国家的メシヤを蕩減復帰し、国家的メシヤの基準によって、家庭的メシヤの基準を逆に復帰しないといけないのです。再臨の主は世界的勝利基盤を中心として、百六十国家の中心場を、サタンが占領した百六十国家の中心を、国を取り返すようになるのです。 そうすると、国を中心として地上定着、平面圏に立つというのです。だから、地上、平面的に完成されたアダム家庭となります。再臨の主の家庭が、百六十の中心になるのですから、平面的にアダム家庭復帰、イエス様家庭復帰、再臨の主国家家庭、みんな連結されていくのです。そこから、国家、世界、天宙と、縦的に三段階を通して神につなぐのです。地上を中心として三段階、アダムも三段階で、氏族、氏族の中には民族も入ります。氏族を拡大して民族ですから、国家という、こういう関係になるのです。三段階を中心として、国を中心として、世界、天宙と行って神様につながるのです。 (二)氏族的メシヤ完成。 先生が百六十国家を中心として、地上に定着するようになってきたのですから、皆さんは、平面的に、逆に、アダム、イエス様が失敗したことを蕩減復帰しないといけません。逆の方に行くのです。イエス様の失敗は、アダム家庭を救わなかったことですから、先生が全体的勝利をして得たものを、イエス様が氏族的メシヤを通して、家族メシヤ、アダムの失敗を蕩減復帰することによって、平面的アダム完成をなすのです。それは再臨の主の完成を、イエス様の完成につながなければいけないのです。イエス様の完成は、家庭的アダム完成につながれるのです。そうやって同じ価値が与えられるのです。 これは歴史的に見た場合には、六千年通じてきたのですが、神様が見た場合、アダムも神様の子供であり、イエス様も神様の子供であり、再臨の主も神様の子供です。それは何千年歴史を中心として、子供の失敗を蕩減復帰するために、世界を抱きながら摂理をなしてきたのです。 再臨の主が来ることによって、何千年の歴史も、これは三人の兄弟です。三人の兄弟が、一代圏に横的にまとめられなければ、兄弟の立場に立つことができないのです。それで、四千年の歴史を、縦的基準を、横的に一代圏の四十年でもって蕩減復帰して、アダム完成、イエス様完成、再臨の主完成圏を立たせることになるのです。その勝利した基準は、サタンの侵入を許さないので、全世界的に、サタン世界は自動的に後退せざるを得ないのです。 なぜ、四千年を四十年で蕩減しなければいけないのでしょうか。堕落した四千年の歴史の、旧約時代、新約時代、成約時代、縦的に今までなしてきたものを、なぜ四十年でもって横的に蕩減しなければならないかというのです。 四千年の歴史は、三代のアダム、三代です。第一アダム、第二アダム、第三アダムだから、長男、二男、三男です。三男が六千年間、三分担してやってきたことをつないで完成した時には、それはすべてが一代圏内においてまとめられるのです。一代は四十数を数えるのです。だから、イエス様は四十歳で世界制覇をなそうとしたのです。それは、みんな摂理の道です。一代圏にまとめられるのです。だから、兄弟になるのです。兄弟は一代圏に立つのであって、数千年間に立つのではありません。一代圏内の平面によって、アダム完成、イエス様完成、それは長男、二男、三男が勝利したのだから、一代圏において一つになるのです。 そうして、兄弟は平等な価値を持つのです。父母の前には、同じ愛の相対者であるのです。だから、世界的再臨の主の第三アダムとしての勝利は、第二のアダムの勝利としてまとめたいし、第二のアダムの勝利は、第一アダム、堕落したアダム家庭の勝利としてまとめているのです。再臨の主が、みんな同じ同位価値を分割してあげても、神様は歓迎するのです。 そうなるというと、アダムと再臨の主は同等な価値に立ちます。そうすると、アダムは先祖だから、第一代のアダムが堕落しないで勝利した先祖になるのですから、その第二代目は、親子関係でもってみんな平面的につなぐのです。勝利した父母と子女の関係は、親が勝利した場合には、子供は自動的に相続するようになっています。そうすると、アダム完成した第一代は、第二代完成にそのまま相続して、第二代から第三代、四代と相続します。アダム家庭の相続を手続きすれば、何千代もいっぺんにつなぐというのです。 だから、祝福です。祝福。堕落したために偽りの愛を中心として、誤った結婚式をやったのだから、今度は親子を中心として勝利した、それは真の父母の勝利によって、全体を平面的に親子関係でもって、世界的勝利圏を伝授、相続してやることができるのです。 だから、百六十か国の中心は先生になっているのです。サタンが百六十国家を支配してきました。それはイエス様の時代において、それをなそうとして失敗したのだから、中心者として、失敗したイエス様を復活させ、アダムを復活させて、等価価値の勝利圏に立たせて、地獄に行くのではなくて、反対に天国に行く祝福をしてあげればいいのです。分かりましたか。(「はい。」))理論的にこれをはっきり知らないと、サタン世界を凌駕することができません。 そういう意味において、真の国家を正立する。正立というのは、自分が分かっているから、それを自分が立たせなければならないのです。誰かが、立たすのではないのです。だから、正立、正して立たすという意味です。 その位置が家庭的メシヤです。それは国家的メシヤの基準において、日本の中心も先生です。百六十国家の中心が再臨の主、世界全部が、こういうふうに国家が復活していくのです。だから、イエス様は絶対不信してはいけません。イエス様とアダムの基準を埋め込んで、それは再臨主の基台になったのです。同じ相対基準になりました。相対は同位価値です。愛の相対と一つになった場合には、そうなるのです。同じ天国に入ることは、もう理論的です。 先生を中心として、氏族的メシヤを発布して、発送して、家族的メシヤをつくるのです。家族的メシヤが必要です。国家的正立の、家庭的メシヤを完成させなければならないのです。相続です。真の父母の勝利圏を、今相続していくのです。 今、先生自体から、個人、家庭、氏族、国家編成をやっていくのです。そういう国家的編成をなし得る以上、世界的な勝利圏をなす国家的編成をなせば、それはイエス様を復帰させることができるのです。氏族的メシヤが絶対必要でしょう。(「はい。」) 真の完成国家を正立させるには、氏族的メシヤがなければならないし、家族的メシヤにつなぐ道がなければなりません。だから、逆に勝利した、国家中心の先生、第三のアダムがずっと氏族的メシヤの立場でもって、家族的メシヤにつなぐのです。これは絶対必要です。三、真の世界を正立する。 公式的になっているのです。第一は、国家的メシヤです。それを基台として、世界的メシヤです。世界的メシヤが、真の父母と相対的に愛の一体圏、愛の一体関係を結べば、所有権が決定されます。そういう意味において、世界的メシヤ完成、天宙的メシヤ完成です。だから、イエス様は、お父様の愛を受けて、神様の愛まで受けなければならないのです。 天宙的メシヤの完成、先生を中心とすれば、そこまで通じるようになっているのです。だから、これをつなぐには、先生を絶対に信じなければいけません。アダム・エバの堕落は何かというと、信じなかったのです。絶対信仰を持つべきなのに、それを失ってしまっています。絶対信仰、絶対心情一体圏となるのです。真の世界正立には、国家的メシヤ完成、世界的メシヤ完成、天宙的メシヤ完成が必要です。それは、先生と一つになることによって可能です。最後には、神様とともにつながなければなりません。 四、真の地上、天上天国正立。 これは神の代わりの立場です。神が今まで歴史を通してきた目的は、地上天上天国を正立することです。最後の目的です。天宙的メシヤの使命を完成したのだから、地上に定着することによって、地上天国を正立するのです。それは永遠の天上天国と通じます。そのすべてを、自分によって正立させたことによって、それは完全解放、神の代わりに全能の権限を振るうような立場に立つのです。真の地上天上天国正立です。 一番は、真の天地、地上天上天国正立です。正立とは正しく立たせることで、成立ではありません。自分が正す。自分が正しくしないといけないというのです。アダム・エバが堕落して自分が完成する、その全部をなくしたのだから、完成基準を立たせるには、地上天国も天上天国も自分によって得られるという、その愛の因縁圏を持たなければ、神の代わりの立場に立つことはできないのです。これは最後の人間として、最高の目的です。 (一)天地を身代わりとした自我完成。 自分自身という話です。天地を代身、代表ではなくて、代身、身代わりとする自我完成です。 天を代表し、地を代表する自分を中心として、天地を代身した自我完成です。 (二)天地を身代わりとした家庭完成。 それが、完成したアダムの家庭でした。二番目は、天地を身代わりとして家庭完成です。 (三)天地を身代わりとした国家完成、国家形成。 国を自分なりにつくっていかなければなりません。 (四)天地を身代わりとした世界完成、世界形成。 (五)天地を身代わりとした天宙形成。 形成です。三番目は国家形成、四番目は天地を身代わりとした世界形成です。自分がつくらなければならないのです。自分がつくって、完成しなければなりません。五番目は天地を身代わりとした天宙形成です。 五、真の父母と神様解放。 これをなすことによって、自分を中心として神様と真の父母を解放するのです。それが親孝行になり、忠臣になり、聖人になり、聖子になるという話です。五番目は分かりましたか。真の父母と神様解放です。最後には、神様を解放しなければなりません。真の父母も解放しなければなりません。堕落はこんなに影響しましたから、それをみんな解決していかなければならないのです。 その一番は個人です。個人において、全世界が讒訴することのない、天宙すべてが讒訴することのないものにならなければならないというのです。個人から家庭、氏族、宇宙、存在すべてのものが、自分に讒訴することのない解放圏に立たなければなりません。題目の、真の父母と神様を解放した立場に立たなければならないというのは何かというと、天宙すべてのものが、自分に対して讒訴をする何ものもない、みんな神様みたいに尊敬する、奉仕する、崇めて献身するような者にならなければならない、そういう意味です。分かりましたか。(「はい。」) 神の解放に至る、このすべてをなし得ないと解放されません。それをなすまでは、神様は働かざるを得ないのです。蕩減復帰の仕事を続けなければなりません。先生が霊界に行っても、それを神様と共に続けてやっていかなければならないのです。神様と真の父母を解放しなければなりません。 そうするには、サタン的なすべてのもの、創造したすべてのものが、自分に対して讒訴をする一点もないような者にならなければ、神と真の父母を解放することはできないのです。大変なことです。分かりましたか。(「はい。」)個人において、家庭において、国家において、その国自体が、世界すべてから讒訴されるような国ではいけないのです。それから、世界において、天宙において、ここまでです。 そういうふうにして結論は、勝利と栄光が、神と共に充満することをお願いいたします。アーメン。勝利と栄光が、天に充満するようにお祈りし、お願いいたします。アーメン。簡単です。総合したそういう内容が、みんなここにあるのです。真の父母によって、完成できる勝利圏をなし得たのだから、こういう内容を全体的に皆さんに相続してあげるのです。そうするために、相続の許可を宣布しました。それを相続するには、こういう内容を満たすことによって、だんだんそういうところに拡大して解放を受けるのです。分かりましたか。(「はい。」) それで、もうすべてがおしまいです。創造理想、堕落しない本然の生によって、永遠の喜びとともに、無限の天国がつながるのです。 氏族的メシヤの使命を勝利すれば国も世界も救われる これは日本の国に帰って、先生がしたのと同じように、自分たちがつなげるのです。君たちは何の功労もないのですが、先生が勝利したものをただであげるのです。絶対信仰でもって、氏族的メシヤの使命だけやれば、国も世界も救われます。君たち一人が家庭的メシヤとして、完成したアダムと子供がいた場合には、氏族的メシヤを通じてつながれないと回りません。氏族的メシヤを中心として百六十軒をつなぐことによって、世界百六十か国が回るのです。これで完成しないと神解放圏はありません。これは必然の宿命的使命です。分かりましたか。(「はい。」) 君たちがしなければなりません。氏族的メシヤをするのは、今からは難しくないのです。統一教会がこういう内容を持って、氏族を一方向にまとめてしまうのだから、だんだんたやすくなるのです。 問題は、日本において、いかに統一運動のブームを起こすかということです。ブームを起こす火もないのです。自分の一族と対決しなさい。のるかそるか。そういう決戦を踏んでいけば、親たちは指導できるのです。親たちは自動的に屈伏します。その内容を見せてあげなさい。たくさんのビデオテープを見ただけでも、口が開かないのです。 親をまとめた場合、母を中心としてカイン・アベルです。自分の妹と組んだ場合には、一家が引っ繰り返るのです。子女、兄弟を復帰した場合には、お母さんは問題ではないのです。一年もいきません。いいものを買ってあげて、布団の中で、二人でお母さんを中にして抱えて、子供みたいに戯れるような環境から、お母さんを感動させるのです。自分の欲心を捨てて全体のために奉仕をする、そんな立派な娘とは自分でも思わなかった、それは感動します。為に生きるのです。 先生が十二歳の時には、一家族みんなが先生に屈伏してしまいました。自信がありますか、自信がありませんか。(「あります。」)恐れることは何もありません。神様以上に恐ろしいものはないのです。真の父母以上に恐ろしいものはないのです。サタンはもう根が折れて、死にかかっているのです。抜かれた木と同じように、差し込んでももとに返りません。もう、気が抜けてしまったのです。分かりましたか。(「はい。」) 問題ではありません。自信を持って、やってみなさい。本当にやってみなさい。男だったら相撲を取りなさい。兄さんが反対したら相撲を取りなさい。「そんなに兄さんは反対するけれども、私に力で勝つと思うのですか。力で負けた場合には、私の話を聞いてください」と。相撲を取ってのばしてしまえば、それでおしまいです。 自分の一人の兄弟も感動させられない! それはもう、統一教会から風呂敷を包んで帰りなさい。そんな者は先生は要りません。一人の兄弟も感動させられないような者がここに来たという、そういう無礼な話はありません。少なくとも、日本のリーダーと考えています。それなら、そのような実績を出すようにしないといけません。 反対されて出てきたのだから、悪い印象の兜をみんな被って、それを脱ぐことができないのです。そういう馬鹿なことをやっているのです。今から、全面的に兜を脱いでしまいなさい。まずもって、お父さんが反対するのだったら、堂々と正義の包丁を突き出すのです。問題ありません。 そういうことをすることによって、国が治まってくるのです。壊滅を目前にして、だんだん船で進んでいくように、死の寸前を量り知ったその者が、ただではおられないのです。肺病より恐ろしい堕落病にかかっています。非常に恐ろしいのです。いくら肺病になっても、地獄に行くのではありません。堕落病は、間違いなく地獄に行くのです。 そういう親兄弟をそのままにすれば讒訴されます。「娘として死力を尽くして、私をなぜ啓蒙しないのですか」と。口があるではありませんか。頭があるではありませんか。なぜ口を開けて、頭を使って話さないのですか。兄弟が讒訴するのです。サタンよりもっと恐ろしい讒訴をするのです。いっぺんに賛成圏に立つ、数千万年の歴史の苦労の霊界の痛みを瞬間的に跳躍して解放圏に立つ、自由ではつらつなその賜物を、みんな転がしてしまったのです。自分一人分かって、自分一人の救済のために、統一原理を教えたのではありません。国家救済、世界救済のためです。分かりましたか7(「はい。」) 口を見つめながら、毎朝讒訴しなさい。何日この口でしゃべったか。分かりましたか。家庭を恐れてはいけません。親父やかあちゃんは無力な者です。兄さん、姉さんは無力な者です。訪問してやってみなさい。「なぜ、統一教会に反対しますか、その理由を教えてください。新聞社に行きましょう」と連れていくのです。いっぺんに絶えてしまうのです。あんたたち、話はできるでしょう。話す力を持っているのですか。説明するその頭を持っているのですか。(「はい。」)それでいいのです。反対する者は、かついで行きなさい。今はそういう時期です。 四十年間迫害されてきました。「分かっている証拠は四十年間も叩かれる、そんな内容ではないではないか」と、父母の正面に座って、いちいち検討するのです。「誰が悪いのですか。お父さん、お母さん」と。子供が悪い、息子が悪いと言う親がどこにいますか。 国家救済、世界救済のために、この死に向かう世界において、フリーセックスに反対し、ホモセクシュアル、麻薬に反対しています。それに反対するのが悪いというのですか。純潔を唱える正々堂々たる娘、息子に、反対した親のほうが悪い親なのです。正面的に考えると、反対したら口を開けることができません。死んでしまうのです。 皆さん、帰れば自分の親とか、反対する周辺の親族関係に口を開けますか、開けませんか。(「開けます! )間違いなくやるんですね。(「はい! )一族を中心として今までに十人もいないというと、日本救済はできないのです。アメリカで先生がやったように、一月に一人ずつするのです。今は十分の一、百分の一でできる、やりやすい時代になりました。 だから、どこへ行っても、そういう人を集めて口を開けて、原理の内容を語った場合には、先頭に立ってみんな感動するようになっているのです。われわれは、恐ろしい真理の武器を持っています。断固結べば退治できないものはない、恐ろしい武器を持っているのです。 それを発動すれば、天下、サタンの世界は、一気に崩壊するということを知っておりながら、一族が地獄に行くことのないように延長されているのです。そんなことは、絶対自分においてはやらせないという覚悟を致し……(「ます。」)。言葉、答えははっきりしないといけません。(笑い)はっきりしましたか。(「はい。」) 自信を持って驀進しなさい 民団を動かさなければ、日本を救済できません。朝総連を指導するのです。だから、柳寛順です。柳寛順はアダム・エバの堕落した時と同じ、十六歳の女です。サタン的なエバ国家において、真の天的なエバの表象として、反日運動をやりながら、殺されて六つに切られているのです。そういう伝統的精神を、日本の女性たちは神の国に蕩減復帰しなければなりません。 そのような内容が、日本に残すべき女性たちの伝統的精神です。エバ国の姉さんです。その伝統を受け継いで、救国の勇士として、堂々とやっていくような精神を伝達させるために、柳寛順の大会をするのです。 柳寛順の大会の時に、統一教会のメンバーばかりではなく、三分の二を復帰しないというと、それは蘇生、長成、完成で整理された完成圏に乗り越えることができないのです。今、修練会に統一教会員を連れてくるためにやっているでしょう。同じです。自分を中心として上下関係、前後左右です。アメリカも同じです。分かりましたか。(「はい。」) 君たち、どうせ死ぬのです。死にますか、死にませんか。(「死にます。」)死なない自信のある者、手を挙げてみなさい。先生も死ぬその時のために、一生を命を懸けて走ってきているのです。神の前に、どういう最後の孝行を申し上げるや。神様の前に行って、霊界すべてが関係ないような反目的な立場、それは永遠の恐ろしさです。宝座に座った神様が、挨拶するために跳び下りてきて、自分を抱擁して、キスして、宝座の方に案内してくれる、そのように神様に侍ることが、先生の生涯の目標です。 そのためには、死んでも勝利する。その瞬間に対しては、未練になるものは何もない。ただ座っただけで、ただこういう名前だけで及第します。これはすべての聖人、それ以上です。だから、歴史が変わってしまうのです。だから、先生の名前は歴史と共に生きていくのです。分かりましたか。(「はい。」) 自信を持って驀進すべきです。轟きの音といったら、眠っている人、死にそうな老人が、臨終で最後の息を吸い込む立場でも、気がついてその音を聞きながら死んでいくような爆音を出さなければなりません。驀進していくのです。文先生は来るといっても、音が大きいのです。どこへ行っても、問題を起こしています。救援の因縁を結ぶために、問題を起こすのです。 神様が、それを語らざるを得ないような、運命の生涯を送ったのは事実です。それは観念ではないのです。実際です。君たちは、その価値ある弟子になるのですか、子供になるのですか。(「子供です。」)子供は死を共に行かなければなりません。聖子の因縁で共に結ばれているのです。先生の代わりに日本を救うような、驀進する聖子になる、勇士、勇女になるに間違いないという者、よく分かったに違い……(「ない。」)。神の祝福があらんことを願いつつ。アーメン。(拍手)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓