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ツツカナ勝ちましたね……これは痛いですね。
第3局は完全に勝っていたと思うので勿体ないです。まあそれも思い込みなのかも知れませんが。その変化にしても、深い部分が隠されていた可能性は否定出来ません。 「勝っていた」の根拠は、6一飛に対して同馬ではなく5三馬だったら、という事を言っている訳ですが。ただ、6一同馬でも勝ちに見える、何をやっても、というか色々と勝ち方が見える局面がずっと続いていた訳です。 しかし確かに2二金打は粘りのある良い手のようです。というかこれで形勢良しと判断するコンピューターは強い。本当に良しかどうかは分かりませんが、少なくとも全く見えていない人間が多い中で、もっと深い部分が見えていたようです。 結局4四角を与える事がかなりの危険を招く事になるのでは、という悪い予感が当たりました。角を成られて、かなり受け辛く、今迄寄りの見えなかった先手玉に寄りが見えてきました。(だからあの局面の僕の選択は5三馬でした) その後もコンピューターが間違ったりもしています。だから終盤で競り勝つ人間が皆無とは思いません。 それにしても改めて、人間対コンピューターというのは異質な勝負だと思いました。 第1局は阿部四段の楽勝でした。水面下には色々あっても、棋譜としては全くつまらない、口の悪い人なら「ゴミ棋譜だ」とすら言うでしょう。 第2、3局は内容としては面白かったと思います。コンピューターの妙技を見られました。3局目は(僕の勝手な見方ですが)プロの側からしてつまらない勝ち方に行けたところを早く斬りに行った所大変な勝負にした、結果的に負けた。 内容としては面白くしても、それがコンピューター有利になり易い。勝つにはつまらない内容でトドメを刺すのがベターである、という事になります。 ここが異質なところです。 時間配分にしても、人間相手、互角の相手とは違った感覚が必要です。以前に「ソフトは猛獣である」という表現をした事があると思いますが、まさにそういう事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.12 22:34:06
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