南極とスキューバダイビング
今日の話題は、「南極とスキューバダイビング」です。 観測隊の中には生物の隊員がいます。生物と言いましても範囲は広く陸上の動物から海洋生物、微生物にいたるまで様々な研究が行われています。 その中で海洋生物を研究している生物学者は、海の中の生物を採取することがあるためダイバーの資格を持つ人がいます。 南極では、海に氷が張っているため氷に穴を開けて魚などを採取します。海底に金網を仕掛けたり、つりをしたりしますが、時には実際にどの様な海洋生物があるかどうか潜って検証します。 氷に穴を開けて生物担当隊員がスキューバダイビングをするのですが、水が冷たいため頭から黒い色のドライスーツを着ます。見方によってはペンギンそっくりです。ただ、水からはい上がるときは、自力では難しく人の手を借りなくてはなりません。そのあたりのはペンギンとはずいぶん違います(笑)。PEN