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テーマ:今日見た舞台(956)
カテゴリ:舞台
言わずと知れたディズニーが初めて手がけたブロードウェイミュージカルの日本版です。これを1/3に観に行ってきました。映画のほうはかなり舞台のミュージカル的な雰囲気でしたので、どのように仕上がっているのか非常に楽しみにしていました。
オープニングの演出は素晴らしかったですね。冒頭のナレーションに合わせての魔法使いの魔法のシーン、そして、野獣が絶望に打ち拉がれてバラをゆっくりと抱くシーンは、真っ暗闇に薄らと照明が当たる雰囲気たっぷりなシーンでとても素敵でした。バラの色も非常に奇麗に表現されていました。 舞台は全体的に色々制限が多いのですが、色々な舞台効果でシーンの移り変わりを演出していました。城のつくりはなかなか凝っていてデザイン的にも雰囲気を損なわずいい感じでした。 各キャラクタの衣装デザインも映画版の雰囲気を壊さず更に豪華になっていて素晴らしかったです。 演出を見て思ったのですが、これはライオンキングを見たときも感じたのですが、ギャグが滑りがちだったのがイタイタしかったです:(これは映画の台詞と同じものもあったりするのですが、イマイチでしたね。私はライオンキングも美女と野獣も日本語吹き替え版を知らないのですが、映画での台詞と舞台での台詞は同じだと思うんですよ。ある程度。それでこれだけ印象が違うのは字幕だとギャグの質があまり気にならないからなのでしょうか?それとも少しわざとらしい演技と台詞回しがしらけさせているからなのでしょうか?誇張してしまうと往々にしてくだらなくなります。変なアメリカのコメディ映画にも良くあるのですが、あれはいらないですね。キャラクタで笑わせるものは別だと思いますが、シチュエーションで笑わせるものであるならば、おかしな、こっけいな感じを大げさにする必要は無いと思うし。ここがコメディの難しいところなのでしょうけど。 また、他に気になったところは、色々なシーンを音楽に合わせて見せるため、一度に色々なシーンが並行して進む場面が多々あり、片方見ていると片方見逃すということも。これはどうにかならないのでしょうか?踊りを見ているとルフーとガストンのやり取り、ルミエールとコグスワースのやり取りなどを見逃したり。ストーリー進行的には問題ないのですが、、、。 実はこの劇を観にいく道中で交通事故に遭遇して、ちょっとした渋滞ではありましたがずいぶん待たされましたX<そんなに余裕を持って家を出たわけではなかったので本当に間に合うかどうか心配でしたが、時間ギリギリ、スタート時間一分前に駐車場に車を停めて、ダッシュで劇場へ。5分遅れてのスタートだったので最初から見れて良かったです。オープニングを楽しみにしていたのでこれだけは譲るまいと駐車場を探しました。 冬休みのためか子供も多くきていました。寝ている子供、飽きてきたのか落ち着いて椅子に座っていない子供など様々でしたが五月蝿い子供がいなかったので良かったです。 出来の良さは流石でした。映画版のファンの方、またそうでない方にもお薦めできる舞台だと思います。ライオンキングのときのような余計なエピソードが追加で入っていなかったので中だるみする事も無く、説明臭いシーンも無く、純粋に楽しめる舞台だと思います。 CD ディズニー・ブロードウェイ・ミュージカル 美女と野獣 劇団四季版 CD 「美女と野獣」ブロードウェイ・ミュージカル版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 9, 2009 02:35:22 PM
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