イドラ~私的遍歴~
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2013.01.12
林あまり歌人作詞家としては「夜桜お七」で知られているかな・・・ぼくは俵万智のほうを先に知って彼女の影響で31文字遊びにはいったのだが林あまりの短歌はまねができなかった男女の性を女性の視線で描いた歌といっていいのかな?とにかく下手なエロ本やヌード写真なんかよりも興奮させる歌がちりばめられている。素直さがあんな表現を可能にするのかよりスケベで淫乱な内面から発する言葉なのかぼくにはわからない。「最後から2番目のキッス」という歌集がこころに残っているが今は手元に数冊しかもっていない。図書館にも書店にもあまりない。ぜひ一読を!
2010.02.24
寺山修司
2009.04.03
石川啄木
林あまりの三十一文字
2009.03.01
打ちそこねた・・・
2009.01.26
山川登美子 歌集山川登美子について
2009.01.24
スミレ posted by (C)戸国梨太郎故にただ君想うのみの吾となる青葉荘にて77年初夏わが尊敬するコックンのTANKAと写真
2008.05.31
三十一文字の恋文
2008.05.27
短歌の扉いととんぼさんのブログも時々しか更新されないけどすてきなんだよ・・・
2008.05.26
若葉雨彼女のファンで短歌を読んできてる写真が先なのか短歌が先なのか気になってしかたがなかった・・・
2008.05.25
ラホ posted by (C)コックン●忘れたい欲求ばかりふくれあがり 先を争い奪いあう舌●気持ちいいことは悲しく 悲しみは疲れるばかり、夜の噴水●その髪をまさぐるときに浮かびくる ついに果たしていない約束●唇に移るぬくもり ふくらんだあなたを口にふくむ花冷え●まっしろな五分ばかりの熟睡を与えてくれる このひとの腕●なまぐさき愛でさえなく ジャスミンをシーツに染ませるひとりの眠り
2008.04.18
桜 posted by (C)戸国梨太郎●かたくなな乳房をそっと撫でまわす 助けを求めるような手のひら●すこしずつ開脚してゆく ふわふわと空っぽにして受けいれてゆく●重ねあうからだの重ならない隙間 まるごと抱きこむ まるごといとしい●腰いぱい拡がる甘さ なにもかも耐えていけると思う瞬間●あなたのことも含めて一度なにもかも 脱ぎ捨ててみたい 本音を言えば●日に日に眠りが減ってゆく男の分まで なんだか眠ってばかりのこのごろ
ベッドサイド posted by (C)戸国梨太郎●指先の記憶はどこよりもしつこくて まさぐるという行為を断ちぬ●「ここ」と言えても「これ」とは言えない 脚のあいだのつめたい廊下●「つきあっていた頃は」と男が言い 桜を惜しむ表情をせり●指が鳴る まぶたを開ける 春雷ののちの夜桜ぐったりと泳ぐ●花また花 夜の小川に流れゆき 声をたてずに交わりしことも●もうすこし眺めていたい 丸裸の桜の下で泣いているひと
私書箱メールに届いた結女(ゆめ)さんの短歌です。林あまりも俵万智もビックリな女性にしか描けない歌世界をどうぞ・・・無題 posted by (C)戸国梨太郎●結ばれぬ あなたの中に彼を見る 結ばれぬからこそわかる想いに●もう少し 若い私なら良かったね なれはしないよ君のマドンナ●この歌が 解らなくてもかまわない あなたが示す愛の形は●神なんて 私は信じぬほうだけど それでもいいのよ あなたが泣くなら●九つの 離れた分だけ優しくて おとなのあなた おとなの私●なぜ私? 打ち明け話に問うてみる 貴女の波長 同じだからと●普通の出逢いがさせてくれること 目と目を見ながら話すこと●この曲をあなたに聴いてほしかった イアフォンの左右 二人分けて●洋楽を 聴いたあなたが目を閉じる あなたのために持って行ったの●ああこれか… レオンの曲に目を閉じた 二人で思い出す同じシーン●拓郎の あの歌貴女に贈りたい 言われて私 少し戸惑う●それならば ファイト!を贈ろうあなたにも あなたが歌う中島みゆきに●この曲はこういう意味よと言いながら あなたに聴かせたユー・レイズ・ミー・アップ●この曲は もう切りますか?と訊ねれば 最後まで聴かせてとあなたが●形見なの あなたに見せたこの時計 何を思って また涙ぐむ ●私より あなたが辛い時なのに 優しい人にまたもらい泣く●口だけで 動きもしない人よりも 身体を張って座る人が好き●逢えぬ間に 御髪を少し切ったのね 恥ずかしそうに 照れて微笑み●一緒に撮るからねと言われて私 あれよあれよとデジカメの中桜吹雪1 posted by (C)戸国梨太郎 ●ももいろの桜のじゅうたんかき集め 投げる私にあなた微笑んで●あなたには ふさわしくないと思うよ 微笑まないでいとおしそうに ●男のような私楽しむように 大人の術を持っているあなた●恥ずかしいな私男みたいで ほらまたあなたが目を細めた●あとわずか ほんの少しで触れる指 そばにいながら越えぬ一線●それだけで ただ嬉しくて嬉しくて 同じ洋画でともにする記憶に●愛してる 今でも彼を そんな言葉に あなたが涙して驚く
2008.04.13
ベッドサイド posted by (C)戸国梨太郎林あまりの短歌もう少しつづけます・・・刺激が強い方はスルーしましょう。僕も彼女の短歌には下半身が悩まされたのです・・・●まずは性器に手を伸ばされて 悲しみがひときわ濃くなる秋の夕暮れ●いさかいの解決としてのセックスに からだがついてゆかない不幸●重ねても重ねても重なり切らない言葉と同じ 重ねてみてもべつべつのからだ●ほっとしていたい ただ匂いをかいで 性器のことなど忘れ去って●肉のことなのに肉が受けいれない 言葉に癒され慣れたからだは●首すじをかるくかまれて あ、とおもう間もなくあふれはじめる涙●ともかくもわたしとからだを合わせても 嫌がらずにいるこの男は謎●シャンプーの泡でふんわり髪を包む そんな仕草で撫でられている●あなたの上にからだを落とす ほとんどの重荷は下ろしてしまった気がする●ちょっとしたはずみに痛がったとたん 小さくしぼむ優しいペニス●合わさってくれる部分は少なくて 探しつづける行為とおもう
2008.04.06
林あまり posted by (C)戸国梨太郎現在の天才歌人は林あまりだと思う。それにしても彼女の歌集が少ない・・・歌集「ベッドサイド」から雪と寝る」からいくつかだけ紹介するね・・・●いくらでも奉仕しながら 快感はたやすくわたしだけのもの●舌でなぞる形も味もあなたは知らない わたしにはこんなになつかしいのに●うしろからじりじりはいってくる物の 正体不明の感覚たのしむ●腰だけの生き物になれー闇に白く 呪文のように振り そして果てる●性愛の行方は知れず眠るのみ 聖書日課を読み終えてのい●文脈は無視して犬のように仕える 振るべき尻尾などないままに●恋人とつながっている それなのにどこにも何も感じない焦り●限りある男が限りのない女に書き残したがる 性のピリオド●それでもふたりのベッドは心地良い ただそこにある無意味なほほえみ
2008.04.04
牧水 posted by (C)戸国梨太郎幾山河 こえさりゆかば 寂しさのはてなむ国ぞ けふも旅ゆく 試聴はここで幾山河について若山牧水について若山牧水オフィシャルウェブサイト牧水記念館
2008.03.28
結女さんからの「ティア・ドロップ」という三十一文字です・・・・・泣かないで posted by (C)戸国梨太郎●証しなど 無きにも等しい有様に いっそ狂ってしまいたい●傷だけが 心に溜まる 雨の午後 いっそ狂ってしまいたい●戻りたい 戻れるものなら その胸に いっそ狂ってしまいたい●聴こえない あなたの声など 聴こえない いっそ狂ってしまいたい●間違いが 無い人生などは無いけれど いっそ狂ってしまいたい●メテオラが 消えてどの空彷徨って いっそ狂ってしまいたい●あなたとの 歳の差だけが縮まらず いっそ狂ってしまいたい●あなたなど 出逢わなければ涙など いっそ狂ってしまいたい●なぜ私?なぜ私なの教えてよ いっそ狂ってしまいたい●もういいよ それでも明日はやってくる いっそ狂ってしまいたい
2008.03.22
このブログを見てくれてる結女(ゆめ)さんという方からメールで三十一文字を送っていただいたので本人の了解を得てUPさせていただきます。無題 posted by (C)戸国梨太郎●うたかたの 夢ならいっそ 君のまま吾が左手に 留めまどろむ●雨音の 会話に耳を奪われて 一日揺れて 涙乾かず●帰り来ぬ 君がこの世の夢になる 帰れ帰れと 今は呼ぶだけ●さようなら たださようなら さようなら うらはらならばなおさようなら●裏切られ 夢まで切られた一日に 意気地無くして 途方にくれる●生きている ただ生きている それだけの ただただ生きて 雨にたたずむ●病なら いっそ狂ってしまいたい なぜ私なの いくら問えども●全部嘘 あなたは消えてうわの空 プライドは捨て 約束もなく●覗き見て 映る鏡に微笑めば 今日も一人と 己が姿に●壊れてく 何かが壊れて消えてゆく もう逢えぬのか愛するマイク●雨の午後 ただ泣き濡れる 空蝉に 通わぬ君と 吾の心に●そうありたい そう思うから そう見える それだけならば それでいいのに
2008.03.21
林1 posted by (C)戸国梨太郎彼女の歌集はほとんど集めて読んで今はもうない・・・手元にあるのは「SHORT CUT」という歌集だけだ。林静一のイラストのすみっこに林あまりの歌がそえられている。知らない人が多いだろうから(想像・予想)いくつか紹介するね。忘れたいことさえなくて休日はチェリーの茎を結ぶ舌なんの疑いも持たずに眠ることが最後に出来た日はいつだろう(何か言わなくては)ふたりの前でわたしは木よりも言葉を知らないたねのない葡萄が好き。百年後にはいないわたしをつつむ満月見てはいけない夢を見た夜の後悔は十日祈れば消せるだろうか髪にふれる指にぴくんとするように雪につつまれてしまったうさぎ林2 posted by (C)戸国梨太郎林あまり posted by (C)戸国梨太郎林あまりについて主な著書MARS☆ANGEL(河出書房新社) LOVE & SWEETS(ワニブックス) スプーン(文藝春秋) ねえ、キッスして。(クインテッセンス出版) 「愛されない」と思っていた私への手紙(大和出版) ベッドサイド(新潮社) ガーリッシュ(集英社) ふたりエッチ(白泉社) 光を感じるとき(教文社) 恋の予感をバックにつめて(大和書房) 最後から二番目のキッス(河出書房新社) 世紀末はマドモアゼル (フレーベル館) 劇場、このふしぎなおともだち―シアターカタログ 林あまりの演劇ガイド(マガジンハウス)
2008.02.29
岸上 posted by (C)戸国梨太郎岸上の短歌もなぜかこっそりと読んでいた。おれってけっこう読書家だったりしてね・・・女生徒のブラウス白く目にしみて試験すみたる七月の空
2008.02.21
寺山 posted by (C)戸国梨太郎実はかくれてこっそり(なぜ?かくれてこっそりなのか自分でもわからないのだが・・・)読んでいたのが寺山の短歌なんだ。寺山の短歌でいちばん好きな歌はこれなんだ。少年のわが夏逝けりあこがれしゆえに怖れし海を見ぬまに
短歌。5・7・5・7・7それだけしか知らなかった。でも文学少年を気取って読んだのは石川啄木寺山修司岸上大作このひとたちは詩的遍歴で後日紹介する予定。その後1987年に発売された俵万智の「サラダ記念日」を読みこんなんだったら俺だってつくれらあ~と捨てるほどのTANKAを作った。でもTANKAは自由律俳句へと移行していった。そんなボク個人のことを書くつもりじゃなかった。この楽天ブログの中の短歌の達人はこの人しか知らない・・・。萌野さん posted by (C)戸国梨太郎萌野さんどこを読んでもただただ感服する戸国梨太郎なのであった。萌野さんは短歌だけではない。彼女のプロフィールから・・・京都生まれの京都育ち…現在は大阪府在住。最近では「写真」が殆どの生活(笑)「詩」「短歌」「小説」等を書いてます。戸国梨太郎「今」のおすすめ商品
2008.01.23