２週間前の日曜日ですが、お天気も良かったので年に
一度は紅葉を見ておこうと思い、名古屋市の東隣りに
ある長久手市の温泉に入りに行きがてら、を持って
近くの紅葉を見てきました。

本当は五色園のほうに行って、広い敷地内で紅葉を
満喫したかったのですが、もたもたしてたら家を出る
時間が遅くて長久手市に入ったのが日没前だったので、
色金山歴史公園 に行ってきました。

“長久手” という地名を聞いたとき、歴史好きの中でも
特に戦国クラスタの方なら、 小牧・長久手の戦い が
頭に浮かぶと思います。
はい、その長久手です。

そしてこの色金山も、長久手の戦いでは家康軍が陣を
敷いた戦場の一部です。
色金山から南南東に直線距離で約１.７ｋｍのところに
主戦場となった古戦場公園があり、色金山の南東に約
３７０ｍのところには、長久手の戦いで戦死した者
たちを供養した首塚があります。

ま、特に歴史に興味がなくても、青空の日に黄・橙・
赤と色づいた紅葉を眺めて散策するだけでも、どこか
気持ちが明るくなると思います。


駐車場に車を停めて公園内に進んでいくと、見事に色づいた木が出てきました。


午後３時半頃、すっかり西に傾いた太陽が橙の葉の色を輝かせています。
誰もがこの木の前で立ち止まり、記念撮影をしていました。


この坂を上っていくと、徳川家康が軍議の際に床几代わりとした巨石があります。


床几石の巨石の左手には、櫓が作ってあります。
私は高いところから景色を眺めるのが好きなので、上に上っていきました。


櫓の一番上から眺めると、このようになってます。


櫓を下から見上げると、このような造りになっています。


公園内を軽くぐるりと回って、先ほどの紅葉の木に来ました。
時間は午後４時前で、西日が真横から当たっています。
やはり道行く人は皆、ここで足を止めて記念撮影です。


陽光がない曇りや雨の日は、撮ってもくすんだ残念な色になります。
陽光があるだけで、それぞれの色が鮮やかになり、景色が断然綺麗になります。


駐車場に戻ってきたら、西日をさんさんと浴びている木がありました。
人間の目にはまぶしい快晴の西日は、自然の植物たちを鮮やかに輝かせてくれてました。