昔々小さい頃、祖父母宅にお泊りした時のこと。
夜、お風呂上がりに爪を切ったら、今は亡きおばあちゃんにどえらく怒られました。
「親の死に目に会えなくなる!」
それまで何度も切っちゃっていたので、愕然・・・・。
どうしよう!と子供ながら、真剣に悩んだクッチーです・・・。
今朝のちりとてちん。
落語家の家で新生活を始めた喜代美ちゃん。
小浜ではそのいきさつを聞いたお父さんが、お母さんに
「連れ戻さな。どうして許したんや」「・・・・なんとなく。」
和久井さん演じる糸子さんはいつもボケ役です。
でも娘を愛する気持ちは人一倍。
そして勘も、超人的に働きます。
「なんとなく、師匠さん、お義父さんに似てたから・・・・」
今は亡き喜代美ちゃんの優しいおじいちゃんと、
飲んだくれの落ちぶれた落語家草若師匠。
一見似ても似つかぬように見える二人。
その共通点は・・・・
笑うことを忘れたこと。
息子と和解しようとして必死に笑い方を思い出そうと、
落語のテープを聴き続けていた喜代美ちゃんのおじいちゃん。
草若師匠も彼のように、久しく笑うことを忘れているようです。
その原因はどうやら、家族の問題にあるらしく・・・
「昔はお弟子さんが、いっぱいいたんでしょうねぇ」落語家師弟と一緒に朝食をとる喜代美ちゃんは、いきなり地雷踏み。
下宿先の離れは確かに、部屋が余っていそう。かつてはお弟子さんがたくさんいて、楽しくにぎわっていた様子。
しかして恐い顔して「師匠に昔のことをきくな」と釘をさす草々兄さん。
喜代美ちゃんを、落語の登場人物、喜六さんと重ね合わせ
「喜イ公」とあだ名をつけます。
喜六さんは上方落語によく出てくる登場人物で、アホな人の代名詞のようです。
ウキペディアより:喜六(喜イ公、喜イさんとも)は、江戸の「与太郎」にあたる「アホ」役だが、生業(下駄屋がよく出る)を持ち、妻帯(妻の名は「おさき」「お松」がよく用いられる)している点が「与太郎」と異なる。性格は、与太郎が天然の馬鹿と設定されることが多いのに対し、どことなく醒めたところがみられる。
醒めた所・・・なるほど確かに・・・で、この喜六さんの相棒として、かしこい清八さんというのがいまして・・・かしこい清・・・・海・・・・A子ちゃん・・・・・キャラクターの名前・性格からして落語どっぷりのちりとてちんです・・・。 草々兄さんは、思考が完全に落語と一体化しているみたい。これからちょくちょくさりげなく、落語の解説者としての役回りもこなしてくれそうで楽しみです。 喜代美ちゃんはフリーライター緒方さんのもとで仕事開始。理想と現実のギャップを感じ、とまどいつつもしっかりお掃除。お仕事に貪欲な緒方さん、草若師匠を取材したがります。そこで初めて、売れっ子芸人・徒然亭小草若(こそうじゃく)の名が。
「底抜けに・・・・しびれましたがな!・・・・てやる人。」
とても落語をやってるようには見えません・・・ 英語バリバリ(なはずがしっかり日本語喋ってる)インタビュアーな自分を妄想しつつ帰宅すれば、まさにウワサのその人が、縁側に座って足のツメ切り。雰囲気がA子ちゃんの兄に似ている=A子兄のように超失礼なことを言って、喜代美ちゃんにバッグでしばき倒される小草若・・・。
(ちょこっと出てきたA子兄と野口さんのシーンに笑)
しかし、腐っても芸人・・・ころんでもただでは起きず。 「底抜けに・・・・しびれましたがな!」
すかさず自分の芸で切り返し・・・これはこれで・・・プロの芸人魂なのかも。もとい、喜代美ちゃん、まさかA子兄の時のように、不本意にもドラ息子に惚れられるのでは・・・と余計な心配のクッチー。
今週の副題は「小さな恋のメロディー」をもじっていますし・・・恋愛話、からんでくるのかな・・・ 恐ろしく柄が悪い小草若ですが、実は草若師匠の実の子。
夜に親の前でわざわざ爪を切って見せるほど、親を憎んでいる?
軽い気持ちで、なにげに切ったとは思えません。父のことが心配で様子を見に来たと言ってますが・・・肩肘張って恐ろしくつっぱっている感じです。 一日早く入門?の兄弟子、草々兄さんは激怒。「夜にツメ切るなゆうてんねや!この親不孝者!」言い争いの末、小草若は父にきつい言葉を投げつけてしまい・・・・ 「死に目に間に合ったらええんやろ。で、いつ死んでくれるんや!」 父もこけし頭の孫の手で背中をかきながら、人を食ったようにつんと応酬。「スケジュール連絡するわ。お前は忙しいから、事務所に前々からいっとかんとな」 とても重い言葉をポンポン感情に任せて吐き出してしまうほど、深い溝がある親子・・・根が深そうです。ずっと今まで、こんなケンカを繰り返してきたのかな。なにか決定的な喧嘩別れの要因があったのでしょうね・・・。なにもいえず、ただただ、二人のやり取りを呆然と見つめる喜代美ちゃんでした・・・ 尻すぼみに重い雰囲気へ・・・ ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第19回 夜の爪切り ☆☆☆☆☆
第4週 小さな鯉のメロディー・始
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Almada
野球観戦に命をかける観葉植物クッチーに、ちびっ子チサゴン来襲!危うしクッチー!
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