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クッチーより愛をこめて

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2008年03月11日
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カテゴリ:ちりとてちん

うちの実家は名前を継がねばならないような家ではないのですが、
家長の実家は一昔前までは、家長が先代の名前を襲名して名乗る家だったようです。
ところが受け継がれていたのは名前だけで、
家業や家系のルーツは全然まったく忘れ去られてしまったそう。
大阪のおじいちゃまのお通夜の時に、家長の兄弟たちと、家のご先祖さまはどんな人?
どんな身分の家だったの??という話になり、実にいろいろな話が飛び出しました。
ある大きな藩の御用商人だったとか、たくさんの浪人を雇っていたとか、
米問屋をしていたとか、ある有名武将の血を引いているんじゃないかとか。(ほんまかいな~)
そんな話の中で、これは確実というのは、
江戸時代末期、明治維新の波に乗って、何か新しい事業に手を染めるも、
見事に失敗して没落したご先祖様がいたこと。
ちょうど、大河ドラマの篤姫の時代ですね。
なんでも船に乗って外国へ行こうとしたのに、できたばかりの明治政府から許されず、
夢破れて貧乏になって、子供たちをみな奉公に出したとか。
そのご先祖様の長男が、家長のひいおじいさんだそうです。
家長の叔父さんの家には銀板に写した件のご先祖様の写真がありました。
見せてもらいましたら、そこには9代目〇〇と名前が書いてありました。
当時で9代目とゆうと、江戸初期ぐらいから続いている名前なのでしょうか?
粋なフェルトの帽子をかぶって、背広を着て、というバリバリの洋装をしています。
この9代目以前のご先祖様たちは一体何をしていた人たちなのか、全く今もナゾ。
家長が今一生懸命調べていますが、戸籍などない時代なので難しいようです。
いつか家系図など、ひょっこり見つかるとよいなぁと思っているクッチーです。
 
今日のちりとてちん。
 
「名前は名前です。草若師匠と別物です。」(四草)


鞍馬会長が投げかけた波紋。襲名問題で徒然亭が大きく揺れることに・・・。

提案
草若の三回忌に焼香にやって来た鞍馬会長は、上方落語の悲願である
常打ち小屋の建設の話を持ち出す。条件は徒然亭一門の誰かが「草若」の名を継ぐこと。
小草若が不在の状況で、一門は辛い選択を迫られることになる・・・
前回は一気に数年も時間が進みましたが、今回はじっくり1シーンだけの回でした。
(回想が一瞬入りましたが)。緩急くっきり、メリハリをつけていて面白いです。
舞台は草若師匠の仏壇の前。礼服姿で居並ぶ徒然亭一門、
草若師匠の御供え団子をほうばる鞍馬会長に話を持ちかけられる、の図。
口ではお金儲けのため、宣伝のため、といい、実子の小草若ちゃんが消息不明の今、
「継ぐのは誰でもええ」という鞍馬会長。
「お前が継ぐか?話題性は一番や」(鞍馬)なんて喜代美ちゃんにも冗談かましてましたが・・・
雰囲気はいつものように怖くて、「青臭い一門やなぁ」と嫌味タラタラだけれど、
こよなく徒然亭、草若師匠を愛してくれている人ですね。
小草若ちゃんは期待倒れだったという態度の中にも、まだどこかしら彼を心配している
気持ちがちらちらっとあるように見えたのはうちだけかなぁ。
草若の名を継ぐ覚悟があるか?と会長に聞かれた時に
「がんばります」としか答えられなかった小草若ちゃん・・・。
「わしの一番嫌いな言葉や。ダメだった時の言い訳のようでな。」(鞍馬)
どうしても自分に逃げ道を作ってしまうのですね。
しかし一体今どこにいるのかなぁ・・・。

 
継ぐべき者
鞍馬の提案に揺れる徒然亭。今彼に常打ち小屋の建設に乗り出してもらうには、
小草若を切り捨てるしかない・・・。草原はつらい選択をせねばと覚悟しして、
草々に襲名を勧めるが、四草は猛反対する。
「それなら僕に襲名させてください。二番弟子が襲名できるんやったら
僕にだって権利があるでしょう」(四草)

売れる名前を欲しがるような四草くんの冷酷な言い方に驚く草原さん、いきり立つ草々さん・・・
重苦しい沈んだ雰囲気の漂う場面でした。その重さは草若という名の重さでした。
筆頭弟子の草原さんが継いでくれればいいのですが、なぜか草原さんは固辞。
小草若ちゃんが抱えるものの重さにようやく気づいて、怖気づいた感じです。
会長の提案は、今まで小草若ちゃんひとりが抱えていた問題を
徒然亭一門全員が自分の身になって、深く考える機会を与えてくれたように思えます。
草々さんが継ぐのは反対、筆頭弟子の草原さんなら賛成という四草くん。
わざと自分が悪者になるようなことを言っているのはいつもの算段なのかな。
「小草若こそ継ぐべきものなんや。」(草々)
「師匠がそないゆうてはるの兄さんきいたんですか。僕は逆や思いますよ。」(四草)
もし筆頭弟子を差し置いて、師の芸風を最も受け継ぎ、兄弟のように育った草々さんが襲名すれば、
劣等感だらけの小草若ちゃんは落語を捨てるかもしれないし、
もう一生父の仏壇のある家には戻ってこれないかも・・・。
それは仁志くんから草若という名だけでなく、仁ノ介という父親をも取り上げることになります。
そうなってはそれこそ草若師匠に顔向けできないと、四草くんは思ったのかも。
最近ずっと小草若ちゃんが苦しむ姿をそばで見てきた四草くん、
人の心を見抜ける彼こそ、小草若ちゃんの思いを今一番理解しているのでは、と思いました。
でも律儀でまっすぐな草々さんには、答えははなからひとつしかなくて・・・。
「小草若を待つ!あいつには落語しかあらへんのや!」(草々)
父のものは絶対子が継がねばならないと。
 その純粋な思いが、小草若ちゃんにとってはすごくプレッシャーで重荷なのですが・・・
出来る子の草々さんには、出来ない子の気持ちが分からないのかもしれないですね。
 
☆☆☆☆☆ ちりとてちん第135回 継ぐべき者 ☆☆☆☆☆

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最終更新日  2008年03月11日 22時50分35秒
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