吹割の滝
群馬の温泉にはちょいちょい行きますが、基本的には吾妻川流域の四万、草津、万座などがメイン。つまりは関越の「左側」方面ばっかりということです。だからという訳ではないのですが、「吹割の滝」を見にいきました。ええ、関越の「右側」です(^_^;)関越沼田を降りてしばらく進むと山道に入ります。登って降りてきたあたりが「吹割の滝」ですが、丁度山を昇りだすあたりと、吹割の滝手前あたりでトンネル工事をしていましたので、もうしばらくすると一気に抜けてこれるようになりそうです。さて、吹割の滝ですが、「東洋のナイアガラ」と呼ばれている滝で、日本の普通の滝のような落ち方ではなく、一枚岩の川床に周囲から流れ込むような他ではあまり見ない滝となっています。河原も一枚岩で形成されていて、その景色は日本ではないようです。滝の周囲には遊歩道が設けられているのですが、渓谷の散策路に沿って進むと「鱒飛の滝」、続いて「吹割の滝」が姿を現します。その後、浅くて広い川の流れをみつつ、観音堂を通り、このあたりから山道。かなりの高さを登って観瀑台に行くのですが…観瀑台というにはあまりにも高く、吹割の滝はかなーり小さく見えるぐらいになってしまいます。そのまま進むと元の道路に戻れますが、駐車場やドライブインがあるあたりから相当外れたところに出てきますので、滝を見た後はそのまま戻るのが良いのかもしれません…さて、吹割の滝の近くには老神温泉があります。泊りではないので、日帰り温泉施設「湯元華亭」さんに立ち寄りました。片品川の流れが見える「谷の湯」と、日本庭園に囲まれた「滝の湯」がありますが、日替わりで男女入れ替えとなっています。残念ながら、循環・放流併用式でしたが、平日の昼間ですから他に人はほとんどいないのでゆっくり浸かることができました。たまには鉄分や駅弁でない話でした…