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Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/09/12
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カテゴリ:ピアノ&ギター
 随分むかしというか、10~20代にギター・バンド(3人編成)をしていた時代は、洋楽のコピー曲のほかに、バンド・メンバーでオリジナル曲も持ち寄り、レパートリーにしていた。

 他の2人のメンバーは、詞も自分で書いていたが、詩作があまり得意でない僕は、もっぱら、バンドのマネジャー的な存在だった別の友人に詞を頼んで、書いてもらっていた。 その友人(&奥さん)と先日、久しぶりに会う機会があった。友人が大阪キタのマンションに引っ越したお祝いも兼ねて…。

 訪ねる前日。ふと、彼から90年代初めに詞をもらっておきながら、曲は未完のままにしていた詞があることを思い出した。なぜか急に、その曲を完成させたくなって、僕はピアノに向かった。踊り疲れての譜面と詞の草稿

 昔はだいたいギターで作曲していたが、80年代以降はピアノで曲づくりをすることが多くなった(もっとも92年以降、詞もそろったまともな曲は、1曲も作っていない)。

 曲(音符&メロディー)に対して、詞(言葉)が少し少ないので、自分で少し言葉を補いながら…何とか完成させた(写真左=完成した曲の譜面と詞の草稿。いつもながら五線譜に記すのは苦労します)。

 そして、急いで完成させた曲は、まず作詞家である彼に聴いてもらいたいと思い。とりあえず、自分で歌ってMDに録音。出来上がった曲(MD)と補作詞した歌詞のコピーを、再会当日持参した。

 最近は、マイ・ホームグラウンド・ピアノBARの「M」でも、バンド時代のオリジナル曲や解散後につくった曲などを、ときどき弾き語ったりしている。お店のスタッフやお客さんから、「それって、誰の曲なの?」と尋ねられることも少なくない。

 「僕のバンド時代のオリジナルです」と言うと、反応は二つに分かれる。「素敵な曲ですねー」という人(社交辞令もだいぶん入っているだろうが)と、「あっ、そうですか…」と反応があまりない人とに。

 でも、昔のバンド時代や解散後につくったオリジナル曲には、やはりものすごく愛着がある。今回、未完の曲を完成させる作業の過程でも、むかしの曲を、練習がてら結構歌った。自分で言うのもなんだけれど、なかなかいい曲もあると思う。

 15年越しに出来上がった曲のタイトルは、「踊り疲れて」。近々、「M」でも弾き語ってみようと思っているが、いかんせん、詞の内容(シチュエーション)が若干古い。もともとはディスコ全盛だった70年代後半に生まれた詞だから、それも仕方がないのかも…。

 そういう僕の意見は、友人に会った際、話したのだけれど、彼も同意見だった。そして、「『踊り疲れて・2006年バージョン』の歌詞を考えてみようか」と言ってくれた。締め切りはお互い決めなかったが、2006年の感覚(感性)でもう1曲、新しい曲を生み出そうという意欲には、お互い、溢れている。

 歳をとっても老け込まない最大の条件は、創造意欲や探求意欲(好奇心)だろうと僕は思う。そんな「意欲」を失っていない彼を、僕は誇らしく思っている。

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Last updated  2006/09/12 12:12:33 PM
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うらんかんろ

うらんかんろ

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