航空会社のCAが防護服(医療用ガウン)を縫うとか、OSKの歌劇団員がマスクを縫うとかを、メディアは良い話題だとニュースにして賞賛しているけれど、このニュース、2つの意味で問題だと思います。
まず、「女性=きっと縫物が上手(できるはず)」という先入観、既成概念でニュースを価値判断していること(もちろん私の周りには上手な女性はいるけれど)。会社の偉い方々も、メディアの報道現場の方々も、ステレオタイプな見方やめませんか?
いまやコロナ治療の最前線でも女性が数多く活躍しています(もちろん、バー業界でも!)。料理や裁縫が得意な男性だっていまや珍しくありません。持って生まれた「性」だけで「▲性だから、きっと***が上手(上手いはずだ)。きっと***が得意なはずだ、詳しいはずだ」という先入観が、職業、職場における男女差別を生んでいる大きな原因の一つだと考えますが…。
もう一つの問題は、そもそも防護服(医療用ガウン)やマスクなどという安全衛生&保健医療の基幹商品を、こんな非常時に、民間ボランティアの手作りに頼っていいのか?ということです(当然、そんなこといいはずはありません)。手作りは有難いけれど、やはりこのような商品は、工業製品として安全衛生に注意してきちんとつくった方がいいに違いありません。
今はそんな民間の善意に頼るより、政府がリーダーシップをとって、もっと各方面に強く呼びかけて、臨時で適正価格で作ってくれる会社(シャープやパナソニック、アイリスオーヤマなどのように)を広く探すべきでしょう(それが出来ない政権なら、早めにご退場ください)。
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Last updated
2021/06/21 08:33:10 AM
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うらんかんろ
大阪・北新地のオーセンティック・バー「Bar UK」の公式HPです。お酒&カクテル、Bar、そして洋楽(JazzやRock)とピアノ演奏が大好きなマスターのBlogも兼ねて、様々な情報を発信しています。
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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。
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