カテゴリ:イタリアワイン
自分で「イタ専」などと豪語しておきながら、お恥ずかしいことに「ロダーノ」初めて頂きました。
白ワイン自体をあまり好んで選ばないので、 どうしても後回しになってしまい、 そのうち、友人に飲まれてしまうというパターンが数年続いておりました。ですから、毎年購入しているのに、1本も私には回ってこず、今回お初となったわけです。 今年こそはと思っていたので、友人たちの魔の手から守るべく、 手の届かないところに隠し持っておりました(笑)。 で、感想。 単純に美味しくて、赤ワイン好きにも楽しめる酒質だなぁと感じました。南のバリック白ワインとはちょっとニュアンスが違って、程よい濃縮感。ぎらぎらした炎天下の南国フルーツではない、適度な熟度のパイナップル。洋ナシのさわやかな甘み。時折思わせる白い花の香り。ほんのちょっと樽の樫の香りも。酸味は穏やかで、料理と合わせていただくというよりも、単体で楽しむような構造になっているように思います。私が料理と合わせるなら、昔のオルネライアのポッジョアッレガッツェや、フリウリの高くない白、若しくは、お高めの(スコルカなどの)ガヴィディガヴィをチョイスするかなぁ。 で、もう一本。 ポッジアッサイ ロッソ トスカーノ 2001 これはもう少しでキャンティクラッシコ地区内だったのに~・・・くらいのところにある、ベラルデンガのチージ・サラチーニが作るトップキュベ。この蔵は、キャンティ、キャンティスペリオーレとこのワインの3種類だけの醸造のようです。こちらはインポーター「M」のバイオーダー品で、あまり市場に出回らない物です。勿論こちらも私にとってのお初。ヴェロネッリで調べてみると・・・ありました!04年板489ページ。セパージュはカベルネ&サンジョヴェーゼ。ボトリングはポッジョ ボネッリがやってるみたいですね。。。えー、評価は赤三ツ星の91点注目マークつきですね。 どれどれ。えーと・・抜栓直後から、かなり柔らかな口当たり。香りは比較的閉じこもった印象で、黒い果実のニュアンスを感じます。樽が少し強めで、時間と共にチョコレートのような香りが出てきました。味わいにはスパイスのような辛さがあり、濃度、色共、かなり濃くて、流石カベルネが混ざっているなぁーといった感じ。最近飲んでいたスベレートのカベルネとはかなり違う少々棘のある感じのカベルネです。しかしながら、全体の印象は悪くは無く、なかなかの仕上がりだと思います。冒険してケース買いしてしまったので、ぼちぼち飲んでいこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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それも、高くないフリウリ(笑)。
かなり高くありません。2003年もの Tocai Furiulano・・。 でも美味しかったです。 しゃぶしゃぶに合いました。 はあ、「フリウリの高くない白」という言葉 最高です。 (December 9, 2004 10:24:05 PM)
こんばんは、
TUA RITA の Rappresentatorice ノラ妻です。 洋ナシや白桃の缶詰を思い起こさせる、とろりとした甘さが、私は大好きです。 のん兵衛の友人たちには、フルーティーで甘すぎるといわれましたが。 確かに料理とあわせるワインではないですね。 リースリング33%、シャルドネ33%、ゲヴェルツトラミネール33% シャルドネと樽香が主張してないのがいいかんじだと思うのですが・・・ (December 9, 2004 11:16:22 PM)
キアーレさん、こんばんは。
亀レスで申し訳ありません。 >2003年もの >Tocai Furiulano・・。 >でも美味しかったです。 >しゃぶしゃぶに合いました。 >はあ、「フリウリの高くない白」という言葉 >最高です。 いいですね~トカイでしゃぶしゃぶですか~。 フリウリらしい美味しい白葡萄ですよね。 必ずと言って良いほどフリウリの白ワインの作り手はトカイのワイン造ってますものね。なかなか優れた選択ですね。私も今度やってみようかな。 (December 11, 2004 12:00:42 AM)
ノラキチの妻さん、こんばんは。
亀レスすみません。 >TUA RITA の Rappresentatorice ノラ妻です。 >洋ナシや白桃の缶詰を思い起こさせる、とろりとした甘さが、私は大好きです。 良いワインです。ロダーノは今後も毎年買っていくことになると思います。 >のん兵衛の友人たちには、フルーティーで甘すぎるといわれましたが。 >確かに料理とあわせるワインではないですね。 私は甘すぎるとは思わないのですが?もっと甘い南の白ワインいっぱいありますから。実に旨い白です。 >リースリング33%、シャルドネ33%、ゲヴェルツトラミネール33% シャルドネと樽香が主張してないのがいいかんじだと思うのですが・・・ そうですね。今回私は少々樽を感じてしまいましたが、それは嫌だということではなく、嫌味のないレヴェルでの樽香でした。シャルドネが主張していないのは確かに良いですね。私もそのとおりだと思います。ですから、ドリームスよりも、お互いヴィンテージトゥニーナのほうが好きだったりするわけですよね。前々から思ってましたけど、フリウリの白ワインの好みはかなり近いですよね♪ (December 11, 2004 12:13:49 AM) |
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