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カテゴリ:不易流行
「木曽殿と背中合わせの寒さかな」(きそどのと せなかあわせのさむさかな
この句は、芭蕉が生前伊勢を訪問し、幾度も世話を掛け、家族同様に
正確には無妙庵で東向きに正座して芭蕉と対座し、背中の木曽公御墓を 意識し、「挨拶吟」として詠まれた句で、その絶妙な出来栄えに、 芭蕉も絶賛したやに聞きます。
『笈日記』(支考編)によれば、芭蕉の葬儀・式次第終了後 此日百韵あり。 之を略すとして なきがらを笠にかくすや枯尾花 其角 温石さめてみな氷る声 支考 海山行燈の外よりしらむに 丈草 の三句が『笈日記』にあり、
その後も幾度となく時雨忌の句は詠まれただろうが、結果
「これにて一旦 芭蕉翁紀行、大津編・浅学拙文の書き込み、 御終いとさせて貰います。 長期間お付き合い賜り、恐々謹言の極みにて思い違い、書き間違いは 多々あろうと思いますので、ご指摘賜り、ご鞭撻の程、 宜しくお願い申し上げます。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 14, 2020 06:23:32 PM
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