プラチナヒルズの片隅で(corner of Platinumhills)

ハチ公前の渋谷駅前交差点から山手線のガード沿いに少し行くと、餃子の王将渋谷ハチ公前店がある。ここは、夕刻になると必ずといってもいいほど入店の行列ができる。ガード前の道に沿って。最近の王将ブームは「アメーートーク」がきっかけらしいが、ハチ公前店はその前から行列ができていた。去年1月の殺虫剤入り餃子事件のときも客足に変わりはなかった。個人的意見だが、明らかに収容能力不足なので近くに出店を・・・と言いたいところだが、あの一帯はテナント料もバカ高いので難しそう。ガード下でテナント料が安いから採算に乗っているのかも・・・と思うしかないように思える。

女子高生・女子中学生相手の商売ならば、渋谷ハチ公口から原宿方向、109方向に向けての出店は「シンボル」として考える事もできるのだろうが、中華料理店で渋谷なんて象徴にもならない。

こりもせずまた行列に加わるんだよな。こんなことは街道沿いの王将では考えがたい事だと思うが、これが現実です。

焼きそば(しょうゆ)はいけてます。単に「焼きそば」って注文を出したら、「ソース」じゃなくて「しょうゆ」が来たときは困ってしまったが、食べてみたらおいしかった。オススメです。

たまにはこんな出だしでいいですよね。

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きょうの東京株式市場は、株価担ぎ上げの息切れに円高が重なってしまった形。
担ぎ上げの息切れは、JR・通信・通信株を見ればわかる。円高の影響はそのまま輸出系銘柄へ。結局ほぼ全面安って雰囲気となってしまった。

一時的につけた1ドル91円台は明らかにオーバーシュートとはいえ、93円でも明らかに円高。自動車・エレクトロニクス系がドスンと下げたのは理解するしかない。

ただ、アジア市場をみると東京だけがドカ安。やっとれんわ。

日経平均　 9,291.06　▼129.69
TOPIX　　　  873.91　▼14.63
JASDAQ　　　  48.09　▼0.83

そんな中、きょうは、関西電力とリコーについて突っ込みを入れてみたい。

【関西電力】
最近のディフェンシブ人気に・・・ってやりたいところだが、そうも言えない雰囲気がある。試しに中部電力と九州電力に対して終値の差を4/24以降で並べてみたところ、株価の差は以下の通り。

関西－中部：-50～-160
関西－九州：70～-40

大体こんなもんです。しかし、今日の電力11社の株価を見ると、基本的には安めに推移しているのだが、北海道と関西だけが空気を読まない上がり方。原油先物規制の話が北海道と関西に優位に働くとも考えたが、火力の比率だけでいけば沖縄や中部のほうが大きいのでお話にならない。結局、ナニコレってことになってしまう。場中では「関西－中部」では今日は-100ぐらいなのでレンジブレイクとはなっていないものの、「関西－九州」では120-130をつける形に。レーティングのおもちゃにでもされたんだろうか。

終値
関西(2205△45)中部(2310unch)九州(2090▼10)

関西－中部：-105
関西－九州：115

【リコー】
こちらは下げすぎの代表格。
景気回復期待の行き過ぎによってクレディスイスが半導体製造装置各社を格下げしたらしいことでニコンがドスンと下がるのは理解できたが、まさか下げ率でニコンを上回るなんて・・・・。ボラリティ(株価に対する値動きの幅)はキヤノンより大きいのは承知しているが、きょうの安値よりかなり戻したキヤノンは▼1.5％で、安値引けに近いリコーは▼3.59％。前日のニコンは▼3.21％。ちょっとやりすぎなんじゃないですか？

ドル円相場を3ヶ月前と比較して考えれば100円→93円なので、株価指数は3ヶ月前より高くても株価が下がっても仕方がないと思えてしまうのだが、キヤノン・富士フイルム・コニカミノルタ・セイコーエプソンなどコピー機やプリンタを生業とするところと比べても売られ過ぎ。

下げ率で似ているのは、円高差損が深刻なソニーってレベルに。ソニーは赤字必至である一方、四季報予想レベルではあるが、リコーは配当金をしっかりと出せる利益水準。やはり相対比較論ではやりすぎです。

リコー(1129▼42)キヤノン(2940▼45)
富士フイルム(2915▼15)コニカミノルタ(920▼15)
セイコーエプソン(1360▼35)ニコン(1508▼50)ソニー(2250▼65)

最後は、餃子の王将運営会社の株価です。
王将フードサービス　2325△+190

今日のカキコは以上です。