お盆休みなのですが、お墓参りもせず
家でゴロゴロ、ビールばっか飲んでます。
たまにはお出かけするべぇと、昨日は琵琶湖方面に行ってまいりました。
最近、このブログの更新ペースが落ちました。
そろそろドカンとはじけたくなる衝動に駆られています。
神社ブログではすごくマジメにやっているので
どこかでガス抜きしないと、頭が爆発してしまいます。
みなさんにはわからないかも知れませんが、
私のようなカタブツで超マジメ人間って
内面はけっこう激しいストレスと、日々闘っているのです。
内に溜まった怒りや恨みつらみを消すために
仕方なく冷たいビールを飲んでいます。
何故ビールかって言うと、液体と泡の効果で
どんな炎も消し去ることが出来るからです。
ほら、普通の消防車は水で火事を消しますが
飛行機事故や工場火災の時は、泡を出す化学消防車が出動するでしょ?
あん?
「ビールには、可燃性のアルコールが含まれているじゃないか」ってですか?
それは知りませんでした。
それから、
精神的なバランスを取るために、わざわざアホな日記を書いたり
無理してアメーバPIGGでふざけてみたりするんです。
もちろんそんな「おちゃらけ」は、私にとって所詮は演技に過ぎないので
時々空しくなってしまうのです。
だから私は、神社に行ったりお寺に行ったり
滝道(箕面)に行ったりしながら
心の平穏を保とうとするのだと思います。
今回の目的地は、近江国一ノ宮「建部大社」です。
さすがは一ノ宮。
なかなかすばらしい神社でした。
実は最近まで、近江国一ノ宮は
二十二社に列せられた日吉大社だとばかり思っていました。
一ノ宮というのは一種の社格で、
一般的には律令制の時代にその国の国司が最初に参拝する神社だと言われています。
その順番により、二宮、三宮と続きます。
それらはもちろん、現在は社格としては存在しませんが
重要な神社の意として呼び称される「格」として残っています。
また、地名として残っている場合も多く
そういった地名を持つ場所は、そこにある神社に由来するものがほとんどです。
ただし、神戸の三宮はそれとはちょっと違うのですが
それでも神社に由来するものだと言われています。
瀬田の唐橋を渡り、
せっかくですので石山寺にも足を伸しました。
石山寺は西国三十三箇所第13番札所。
本尊は如意輪観世音菩薩。
聖武天皇の勅願により良弁の開基と伝えられています。
良弁和尚は東大寺の初代別当。
私の第二のふるさと、若狭遠敷出身の人です。
画像は天然記念物に指定されている「硅灰石(けいかいせき)」
石山寺の名は、この磐に由来するのだそうです。
また『源氏物語』ゆかりの寺であり
『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などにも出てくる日本有数の観音霊場。
境内は静謐で、緑も豊か。
時折 参道を通って境内に渡る
琵琶湖からの風が心地よかったです。
枕草子 第194段
寺は壺坂 笠置 法輪。高野は弘法大師の御住處なるがあわれなるなり。
石山 粉河 志賀。
嗚呼、今回もやっぱりマジメな日記になってしまった・・・。
哀しいサガです。
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