|
カテゴリ:カテゴリ未分類
子供の頃、近所にお菓子屋さんがあった。
主に和菓子を作って売っている店であったが、甘い和菓子だけなくお煎餅や、あられ、豆菓子なども売っていた。 当時は量り売りがメインで、ガラスのケースにお菓子が入っていて、店のおばさんがお菓子をはかりで量って紙袋に入れてくれた。 ガラスケースには、100gで◯◯円と値段が貼ってあった。 それらのお菓子の中に、ポテトチップスもあった。 確か、当時カルビーのポテトチップスはまだ発売されていなくて、カルビーで発売されているのは「かっぱえびせん」だけだっと記憶している。 ただ、映画館へ行くと、袋に入ったポテトチップスが売られていたことは覚えている。 それが、湖池屋のポテトチップスだったような気がするが、とにかく袋入りのポテトチップスは売っていなかった。 なので、十円玉を数枚持って、そのお店にポテトチップスを買いに行ったものだ。 お店のおばさんが、子供の砂遊びに使うシャベルのようなもので、ポテトチップスをすくって白い紙の袋に入れて、金額に見合った重さを量ってくれる。 金額に見合った重さよりもほんの少しオーバーするように入れてくれて、「おまけしておくよ」と言ってくれた。 その「おまけ」が子供心に、とても嬉しく感じた。 白い紙袋に入ったポテトチップスを持って、家のすぐ裏側にある川の方へ遊びに出かけ、夕日を見ながら食べたものだ。 カルビーのポテトチップス「うすしお」を食べていたら、そんなことを思い出した。 懐かしい。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.15 18:45:14
コメント(0) | コメントを書く |