プラス君の日記

ミロンガで踊る。

ミロンガは踊り場で、さまざまな人と踊る場所である。

知っている一人もいれば、知らない人、踊ったことがない人もいる。

自分が踊りたい人がいれば、誘って相手が承諾すれば踊ることができる。

その日、その時、その瞬間、お互い踊ることに同意して踊り出す。

踊り出したら、その曲、そのタンダを相手のために心を込めて踊る。

義理で踊ったりしたら、相手に失礼であるし、タンゴに対しても失礼だ。

できれば、お誘いはカベセオで行いたい。

日本のミロンガの場合、直接声を掛けたり、目の前に行って誘う人もいるが（自分もやってしまう）やはり、カベセオで誘ってカベセオが成立すると気持ちがいい。

あるミロンゲーロの話しで、いいミロンガ会場は男性も女性も踊りたいという気持ちを持って、真剣勝負でカベセオをする。そこから踊りが始まっている。お互いの気持ちが重なっているからタンゴも素晴らしいものになる。と聞いて、まったくそのとおりだと思った。

踊りたくない人と踊っても、面白くないし、時間の無駄になる。

踊りたい人と踊る。

それで踊れない時があったとしても、それは仕方ないこと。

それが本来のミロンガ姿なのかも知れない。

一期一会の精神で踊ろう。（笑）