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テーマ:猫のいる生活(136431)
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きのうのコロナワクチン接種、私はいまのところ注射跡を押さえるとちょっと違和感ある程度で、全く副反応がでてません。
ヨメも元気で、触るとちょっとグリグリしてるみたいと云ってました。 このまま2~3日過ぎればいいのですが。 注射そのもの「いつしたの?」ぐらいアッ!と云う間でした。 TVの報道番組で顔をしかめて接種受けてる高齢者写ってますが、アレはまったくウソです(笑) ワクチンを接種しても感染リスクは同じですが、やはり接種した安心感は格別です。 今は国内はもとより、海外でもスマホでLINEやSkyPhone を使うと普通の通話はおろか、ビデオ通話までできる時代になりました。 これもイギリスの科学者ドナルド・デービスと米州リンカーン研究所のローレンス・ロバーツが1960年代に開発したインターネットの考え方のお陰です。 私が学生時代はまだそんな恩恵に預かることはできず、国内通信は黒電話、海外との通信となると国際電話か、身近なものではアマチュア無線(HAM)しかありませんでした。 アマチュア無線は、どんどん衰退していって、もうやってる人も少数でしょう。 なにしろ、もっと手軽に通話できるのですから。 日本でアマチュア無線をおこなうには、電波法に基づいて無期限の無線従事者免許証とともに、自宅など無線設備のある無線局に発行される無線局免許状が必要です。 この無線局免許状は有効期限が5年で、昔は私も持ってましたが、久しく更新してないので、期限切れになってから久しい。 しかしアマチュア無線には、会話を楽しむ以外に、無線技術に対する個人的な興味により行う通信や技術の研究などの側面も持ち合わせています。 古くからこうした研究では月面反射を使った通信や南極基地との通信など幅広くおこなわれてきました。 今でも、こうした技術研究は一部の人とは云え、積極的におこなわれてるようです。 ちょうど鉄道ファンと一緒ですね。 メーカー製の無線機器を買って単に通話を楽しむ人、困難な通信にチャレンジする人、メーカー製は買わず自分で機器を手作りして楽しむ人。 私ももっぱら手作り派でした。 これまでに作りっぱなしで、用をなさない電子機器は数え上げたらキリがない(笑) なにしろ真空管時代のアマチュア無線と云うのは、ほとんどの人が手作り派でしたからね。 さて、表題の「W5LFL」。 これはアメリカのあるアマチュア無線家のコールサイン(呼出符号)です。 コールサインは政府から免許取得のときに発行される個人名にあたるものですね。 誰のコールサインかと云うとオーウェン・ギャリオットと云うアメリカ人のオジサン。 2019年に88歳で亡くなってます。 さて、この人物は誰? 実は、宇宙空間からアマチュア無線で交信をおこなった最初の人物なんです。 このひと、もともとはオクラホマの電気技術者でした。 それがNASAに引き抜かれて、スペースシャトル時代に活躍したのですね。 世界初のアマチュア無線は、1983年、スペースシャトル「コロンビア」に積み込まれた宇宙実験室「スペースラブ」に10日間滞在したときに行われました。 宇宙船の窓にアンテナを貼り付けたハンディ機で全ての無線局を一括して呼び出す「CQ」を出したところ、多くの無線局が応答しましたが、結局、モンタナのアマチュア無線局と初交信に成功したのです。 ギャリオットの交信相手にはヨルダンのフセイン国王なんかも居たようです。 ちなみにアマチュア無線活動は時間外にやってたそうですよ。 ギャリオットの1人息子リチャードはもともとゲームクリエイターで、PC用ロールプレイングゲーム「ウルティマ」シリーズの作者だったのですが、2008年にはソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションISSにいってます。 これがアメリカ人で初めて、世界でも2人目の「親子ともども宇宙に行った家族」となりました。 このとき父親は、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で見守ってたそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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