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marnon1104@ Re:「和」と北欧の融合(11/18) New! 確かに部屋の中に物を置かなければ どんな…
ララキャット@ Re:「和」と北欧の融合(11/18) New! 家具は空間との調和ですね! いくら良い物…
空夢zone@ Re:「和」と北欧の融合(11/18) New! 数年前に断捨離していらない物はほぼ捨て…
danmama313@ Re:「和」と北欧の融合(11/18) New! ジャパンディ、初めて聞きました。「和モ…

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Apr 17, 2022
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ピュリツァー賞って、よく報道写真なんかに授与される話し聞きますが、文学や作曲なんかも対象なんですね。
そのピュリツァー賞、どっかの財団が運営してるのかと思ったら、ニューヨークのコロンビア大学が運営してるんだって。
これも知らなかったのですが、ピューリッツァー賞は対象作品全てを網羅してそこから選考するのかと思ったら、参加料75$を払って応募した作品だけが選考対象らしいです。
賞に選ばれると賞金が出るのですが、その額たるや15,000$(約190万円)と、有名な賞のワリに大した額でもありませんね。
それも2017年からの話しで、それ以前は5,000$(約63万円)しか贈呈されなかったらしい。
それとは別にジャーナリズムの受賞者には、金メダルも授与されるそうです。
昨年のピュリツァー賞特集写真部門で受賞した写真には心打たれます。
撮影はAP通信社のエミリオ・モレナッティ。
まさにこの時代ならではの1枚。

スペイン、バルセロナにある老人ホームでコロナウイルスに感染しないようプラスチック・フィルムを通して夫(84歳)を抱きしめてキスする妻。
彼女が夫と接触できない期間は102日間。
その102日の不安と恐怖も、抱きしめた瞬間に消えていった1枚です。
ピュリツァー賞に選考された写真には、まさに歴史的一瞬を捉えた映像が多い。
下の画像はアメリカ大統領ジョン・F・ケネディを暗殺したオズワルドが、逮捕から2日後の1963年11月24日、ダラス警察の地下駐車場で郡刑務所へ移送される車に乗る直前にジャック・ルビーによって銃撃された瞬間です。
今まで日本人カメラマンは3人がピュリツァー賞に輝いています。
最も古いのは毎日新聞の長尾靖が撮った1961年の写真。
日比谷公会堂で演説中の浅沼稲次郎社会党委員長が17歳の右翼少年 山口二矢に刺殺された瞬間を捉えた「浅沼社会党委員長の暗殺」。

逮捕された犯人の山口は事件の3週間後、白い歯磨き粉を溶いた液で書いた「七生報国 天皇陛下万才」の文字を監房の壁に残した後、自殺しました。
有名な報道写真家 沢田教一が「安全への逃避」と云うタイトルで1966年に撮った1枚が受賞してます。
ベトナム戦争で銃弾を避けながら河を渡ろうとする母子の姿を撮影した作品。

沢田は1970年、クメール・ルージュからメコン川を渡り逃げて来たカンボジア難民の取材中、プノンペンの国道2号線で強盗に襲撃され殺害されました。
もうひとりは報道写真家 酒井淑夫が1968年に撮った「より良きころの夢」での受賞。
ベトナム戦争の戦闘の合間に、雨の中で見張りをする戦友の傍らで疲れ果て眠り込む兵士を撮影したもので、戦争の無情さ、やりきれなさを表現したと高い評価を受けた作品です。
昨年、ピュリツァー賞を受賞した動画も衝撃的なものです。
しかも、まったくの素人がスマホ撮影した動画が受賞しました。
この動画によって、世界中で人種差別への抗議運動を巻き起こした因縁の作品です。

それはアメリカ、ミネアポリスで発生した黒人の首を膝で押さえつける警官を撮影したもの。
そう、みなさんが何度もニュースで観た黒人ジョージ・フロイドが白人警官デレク・ショービンに殺害される瞬間を撮った動画です。

これを撮影したのはダーネラ・フレイジャーと云う18歳の少年。
受賞理由は「ジョージ・フロイドの殺害を勇敢に撮影したことで、警察の暴力に対する抗議運動を世界中に巻き起こし、ジャーナリストによる真実と正義の探究に市民が果たす重要な役割を浮き彫りにした」とのこと。
フロイド殺害事件では(元)警官デレク・ショービン被告が殺人罪で有罪評決を受けてます。
動画撮影者フレイジャーはショービン被告の公判で証言台にも立ちました。
どうなんでしょうねぇ、フロイド殺害事件は全く無実のジョージ・フロイドが警官に一方的に取りしべられて、その過程で死に至ると云う痛ましい事件になりましたが、反面、米州で犯罪に係わる黒人も多いワケだし。
2018年のデータでは警官が黒人に射殺される件数は、銃をもたない黒人が警官に射殺される件数の18.5倍に登ると云うし...
もちろん黒人がみんな悪者でもなけりゃ、白人全員が善良なワケもない。
昔の1975年統計ではアメリカ全土の逮捕者の人種別構成比が黒人32.8%に対して白人は65.1%と白人の方が逮捕者が多かったんですね。
しかし、比較的新しい2011年のニューヨークのデータでは...
ニューヨーク在住の人種別割合は、黒人22.9%、白人33.2%、ヒスパニック28.7%、アジア/南方系12.7%、アメリカン・インディアン0.2%、その他2.4%となってます。

殺人・傷害致死を犯す黒人が全体の55.5%、ヒスパニック系が33.8%です。
実に殺人事件の9割近くが黒人とヒスパニックによって犯されているのですね。
ところが、こうした事件の被害者も黒人61.8%、ヒスパニック26.3%で、これまたダントツにこの2つの人種が多い。

強盗罪についても黒人逮捕者が63.5%と最も多く、ヒスパニックが29.1%でこれに続いてます。
こうした数字は貧困が原因なのか、教育レベルの問題なのか。
要するに一般市民の銃規制ができてりゃ、警察もピリピリすることなく仕事ができるのですが、治安が悪いから銃が必要と云う理屈もあって、こうなるとタマゴが先かニワトリが先かのいつもの議論になってしまう。


ピュリツァー賞写真部門は報道写真がほとんどなので、戦場とか暴動の写真が多いです。
今年はプーチンのウクライナ侵攻かな?
この戦争は初めて戦場にスマホが持ち込まれたと云われていて、素人が撮った写真や動画が受賞するかも知れませんね。

しかし、悲惨な写真ではなく、もっと心温まる写真が選ばれてほしい。
そのためには世界が平和であることが必須。
下の画像は1973年のピュリツァー賞受賞作品。
ベトナム戦争で捕虜になったロバート・L・スターム大佐が解放されて、カリフォルニア フェアフィールドのトラビス空軍基地で家族に迎えられた1枚。





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Last updated  Apr 17, 2022 05:24:53 AM
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