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カテゴリ:読書たいむ(子供編)
今年は水害の年なのかな?
何だか地球が変わりつつあるのをヒシヒシと実感する夏です。 ポニョが水を扱った物語なのも、妙に現実にシンクロします。 被害にあわれた方へのお見舞いを申し上げます。 本題です。 ポムが図書館から借りてきた本に「これは!」と言うのがありました。 対象は10代向けかな。 注目、といっても、昨日1冊目を読み終えたばかり。 でもその1巻で次も期待させる本。 魔法とお化け?が出てくる話なのですが、 都合よく魔法が出てくる訳でもない。 敵も得体のしれないお化けではあるのですが、 お化けが利用するのは身近な動物であったり。 つまり突飛な架空の怪物や動物が次から次へと出てくる訳ではないのです。 が、周りに頭がおかしいと思われている女の子が たいして役に立つかどうか分からない限られた能力で じっと耐えながら戦っている ひとつ前のブログでポムの本好きを書きましたが 実は我が家全員が読書好きであります。 私もバタバタしながら、ポムが借りてきた本をついつい読んだり。 少年少女向けのファンタジーや魔法、冒険ものは 多分、ポムが借りてこなければ、自分では借りなかっただろう本ですが、けっこう楽しめる。 でもなんとなくね、よく出来てはいるんだけど グロテスクすぎたり、 (ロールプレイイング)ゲーム?漫画の世界?的な 次から次へ、新たな魔物や試練など、目先の目新しさで話が展開していたり。 展開の派手さがやや勝っているものも多い。 そんな中でペギー・スーは 架空の生き物や不可思議な技を最小限に抑えながら 話の面白さとペギー・スーの内面の描写で読ませてくれるのです。 この本はフランスの作家セルジュ・ブリュソロ作。 「フランスのスティーブン・キング」と称される作家が 初めて手掛けた子供向けのファンタジーだそうです。 フランスでは子供だけでなくブリュソロファンの大人をも虜にした ベストセラーとなったそう。 なんと原書ではこの3月に10巻めが出たとか。 日本では9巻まで翻訳されているみたい。 難点は… 日本語版は本に何巻めかが書かれていないこと! 少なくとも1~4巻は、それが何巻目なのかが あとがきを読まないと分からないし、 次にどれを読めばいいかも分からない。 ポムも分からずに2、3巻を飛ばして1、4巻を借りてきました。 そういう訳で、ネットで調べてちょっと覚え書き。 1巻 魔法の瞳をもつ少女 2巻 蜃気楼の国へ飛ぶ 3巻 幸福を運ぶ魔法の蝶 4巻 魔法にかけられた動物園 5巻 黒い城の恐ろしい謎 6巻 宇宙の果ての惑星怪物 7巻 ドラゴンの涙と永遠の魔法 8巻 赤いジャングルと秘密の学校 9巻 光の罠と明かされた秘密 10巻 Le loup et la fee(狼と妖精) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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