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ポルシェ(TYPE964)とライカな日々

ポルシェ(TYPE964)とライカな日々

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2008/11/03
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カテゴリ:ライカ
長年?使い込んだサイバーショットがついに息絶えてしまった。

ある日、起動させても液晶が真っ暗なままだ。

液晶のバックライトがタマ切れでも起こしたのかと思ったが、そんなことではなく、センサーの故障か何かで、修理するにしても万単位の費用がかかるとのこと。

それならいっそのこと新調してしまえ、ということで、向かった先は当然カメラ店・・・ではなく、家電の量販店。

恥かしい話だが、この数年間の間に、デジカメがこれだけ進歩しているとは知らなかった。

500万画素のサイバーショットは、一眼レフは別にして、当時は一応高級機の部類だったのに、今ではそもそも500万画素のモデルなんてありゃしない。

当時は限られた機種にしか付いていなかったカール・ツァイスのレンズは、どのモデルにも付いているし、パナソニックのレンズはみんなライカだってさ。

セールスのおねえちゃんは、「コーティングが違うだけで、ライカと言っても、別にライカでレンズを作っているわけじゃありませんから・・・」と事も無げ・・・おいおい、エルマーやゾナーが泣いてるよ・・・

結局買ったのは、液晶が大きくて、電源オンでシャッターを押すだけで、マクロも夜景も逆光もポートレートも何でもOKという、とても操作性に優れたコンパクト機で、ソニーでもパナソニックでもなかった。

サイバーショットには未練があったが、現在のサイバーショットは、我ら夫婦には操作が難解過ぎた。

さて、帰宅して早速やったことは、カメラの箱を開けることではなく、ポル子のために買っておいたエンジンオイルを注ぎ足して、パーマラックスでボディを磨いて・・・

夜になってようやく箱を開けて、少し触って、もうテーブルの上に置いてあるのを見た家人が、「せっかく買ったのに・・・」と不満げに言う。

小生にとって、デジカメは家電製品であってカメラではない。

ライカやハッセルブラッドを買ってきた時のように、毎日毎日意味もなく取り出してはうっとりと眺め、空シャッターの音に耳を澄ませるなんてことをする気にはなれないのだ。

フードやケースなど様々なライカのアクセサリーをあれこれ物色する行為は、クルマをチューンしたりドレスアップしたりする楽しみに通じるものがあるが、我がおニューのデジカメについて、そういうことをしようとは思わない。

それは、我がデジカメが家電製品であるからであり、アイロンをチューンしたり掃除機をドレスアップする気になれないのと同じである。

カメラは、クルマと並んで趣味性の高いはずのモノなのに、本を読んで研究したり、撫で回したり、添い寝したりという楽しみがどんどん失われていく。

思えば、クルマにしたって、ポル子との蜜月を楽しんでいる間に、デジカメと同じようになり、次にクルマを選ぶときには、「走って燃費が良ければ何でもイイんだ」ということになるかもしれないし、その前兆だろうか、今の国産車を見ていても、欲しいと思うものが本当に見当たらないのだ。

クルマの販売店も、ただ綺麗でメカニックの顔の見えないところが増えてきたように思うが、今のところ、クルマを走らせるには整備という裏方が必要で、販売店の裏に回れば、その仕事ぶりを窺うことができる。

こういう光景は隠さないでいただきたいし、ユーザーとしても大切にしたい。

エンジンで動くクルマというのは、まだまだこういう尊い行為が必要なのであり、ここに趣味性が宿るのではないか。

願わくば、クルマにはデジカメのような運命を辿ってほしくない。





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Last updated  2008/11/03 11:16:48 PM
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