テーマ:香港!!!!(942)
カテゴリ:旅してきました
![]() もちろん“お1人様”だ。 日曜の午後ということで、生演奏なんかもやってたりして、けっこうのんびりムード。 細切れの菓子の寄せ集めで220ドル(3250円相当)もとるホテルだけあって、フロアスタッフは大変シツケがいい。ちょっと視線を投げるだけで担当者がスイッとテーブルに寄ってくる。 <上段> トリュフ2種、プチフール3種、パウンドケーキ <中段> 3種類のサンドイッチ(サーモンとクリームチーズ、キュウリ、ハム)、ほうれん草のキッシュ、オリーブとマッシュルームのペストリー <下段> レーズンのスコーン2個(クロテッドクリームといちごジャム添え)、フィンガービスケット ↓下の2段はこんな感じ ![]() さすがに3階立ては量が多い……と思ったら、中段を食べ終わると、さらにカップ入りのティラミス(ぐしゃぐしゃでマズいのだが)が出てくる。 下の段のスコーンが2個ともレーズンというのはあまりにも芸がない感じなので、残しちゃったし。 しかも、コーヒーのおかわりは追加料金をとりやがった。紅茶はポットでサービスするのに、である。 味はまあまあなので、全体的には満足度80点といったところか。 午後はペニンシュラのアーケードをぶらぶら。 あんまり大きな声ではいえないが、このホテル、オークラとかオータニに通じる “終わってる”感が漂ってる。どこに行ってもスタッフはものすごくサービスいいんだけどなぁ。 香港最後のディナーは、九龍酒店の地階にある海逸軒にした。 なかなか評判いいみたいなので「泊まってるから」といって避けることもないっしょ。 メニューを見ながら、前菜の盛り合わせ、魚の甘酢ライチー風味、マンゴープリン(自慢の一品だそうな)をオーダーする。 と、数分後に「すいませんオーダーを確認させてください」といってくる。 もう一度オーダーを繰り返すと、今度はマネージャーが、また「オーダーの確認を」といってきた。 「おらおら、何やってんだぃ」とキレそうになっていると、「通常、この量はお1人で召し上げるのは無理です」という。 魚の甘酢は酢豚の魚バージョンを想像していたのだが、どうやらかなりデカい魚の丸揚げをあんかけにしたものらしい。 厨房から私の体型を見て「やっぱりカン違いだろう」「いや、アイツなら食いかねない」という議論があったらしい。 そりゃ私はマクドナルドでバーガー6個(全部ポテトつき)を頼んで「こちらでお召し上がりですか?」と聞かれた女だけどさっ。 結局、マネージャー(♂)が身もだえしながら「おいしいですぅ!」と勧めるので、チキンのヤキソバをオーダーし直す。 で、料理がきたら、ここがけっこう“アタリ”でびっくりだ! マネージャー身もだえのヤキソバはたいしたことなかったが、前菜の盛り合わせは秀逸。特に、蝦餃は今回食べた中で文句なしにナンバーワンの味だった。 写真で左側に見えているのは、もち米をココナツミルクと一緒に固めた、ほんのり甘いお餅。串に刺してあるのはカレー風味のチキンサテーだ。 ![]() マンゴープリンは、「ベスト・オブ・ベスト」ではないけれど、ホテルが自慢するだけあって、非常にドラマチックな味。 まず、マンゴー味のプリンの中に完熟のマンゴー(極甘)がゴロゴロ。そこに生クリームをトロリと流し、その上にレモンでしめた若めのマンゴースライス(酸っぱい)をオン。最後にピスタチオを散らしてある。 ピスタチオの緑はキレイなんだけど、ちょっと食感が合わない感じ。 私はないほうが好きだけど、これはこれでいいのかもしれない。 ![]() かわいそうなので、いちおう“身もだえ”ヤキソバも載せてやろう。 ![]() こうして香港最後の夜も腹いっぱいでふけていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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