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2007年11月14日
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浦和がセパハン(イラン)戦に2-0勝利。2戦合計3-1として、日本のクラブとして初めてACLで頂点に立った。FW永井雄一郎(28)が先制ゴールを決めれば、日本代表MF阿部勇樹(26)が決定的な追加点。浦和はアジア代表として、12月のクラブW杯に出場する。

11月14日(水) AFCチャンピオンズリーグ 決勝 第2戦
浦和 2 - 0 セパハン(19:25/埼玉/59,034人)

得点者
22' 永井雄一郎(浦和)
71' 阿部勇樹(浦和)

●小野伸二選手(浦和)
「安心して見ていられた。負けないで優勝も納得がいく。自分も早く復帰して、みんなと一緒にやりたい」

●ホルガー オジェック監督(浦和)
「(司会者からチャンピオンチームの監督という紹介で、オジェック監督が会見場に姿を現すと、報道陣から拍手が起こる)本当にうれしく思っています。特に記者の皆さまから拍手をもらえるというのは特別なものだなと感じています。
本当に、率直に言ってすごく喜んでいます。今日スタジアムに来ていただいた方、あるいはテレビの前で試合を見てくださった方は、素晴らしい決勝戦を見れたと思っています。決勝に出た両チームとも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
選手だけでなく、この雰囲気を作ってくれたサポーターの方々、彼らにも心より感謝をしたいと思っています。
最後にもう一度、本当に私は喜んでいます。
確かに我々は非常に厳しい日程のなかで戦ってきましたが、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたし、我々が得たものはかけがえのないものでした。ですので、今日喜んで何が悪いんだ、今日は心ゆくまで楽しみたい、喜びたいと思います。そして明日から、次の日曜日のエスパルス戦に備えて良い準備をしていきたいと思います。新聞で読みましたが、いまやJリーグの全てのチームが『なんとかレッズを倒してやろう』『なんとかレッズだけには負けないようにしよう』とやってきそうなので、良い準備をしていきたいと思っています」

●ポンテ選手(浦和)
「得点王にもなれましたが、なによりチームで優勝できたことアジアのチャンピオンになれたことが大きい。前半は満足な動きが出来たが、後半は打撲の影響と疲れが出たので交代は当然だと思う。前半の左足のシュートは全然駄目だった・・・。城南一和戦が一番苦しかった。はじめてACLに出て優勝できたことは大きいと思う。引き分けが多かったが、負けなかったことはすごいこと。こういう戦いを通してチームが成長していったと思う。FIFAクラブワールドカップはJリーグが終わってから。まずはJリーグが大切」

●永井雄一郎選手(浦和)
「予選から苦しんだが、報われました。(MVPは)個人で賞がもらえたのは嬉しいけど、みんなのおかげだと思います。腰は大丈夫です。(今日の試合に)影響はありませんでした。
(サポーターの力は大きかったのでは?)入場したときから雰囲気を作ってくれて力をくれました。(リーグ戦にも)いい意味で勢いにのって、しっかりと優勝したいと思います。(クラブワールドカップは)まだ全然考えていません。リーグ戦のことを考えたいと思います。(1点目のような場面は練習どおり?)ロビーからああいう感じのボールを出すから走れといわれていたので。DFに当たってボールも弱まってよかったです。
(2点目のシーンを振り返って)ワシントンがいいボールを落としてくれたので、決めたかったけど、阿部がよくつめてくれました。みんなの力が合わさった得点だったと思います。
この大会は、移動や環境の違いなど、国それぞれのやりくにさ、韓国のときは雰囲気が独特で、イランは遠いし、それぞれの辛さがありました。来年もチャレンジャーとして戦いたいです。FCWCに出場できるが、世界に対してようやくスタートラインに立てたのだと思います」

●ワシントン選手(浦和)
「ACLでは準決勝の城南一和戦が一番苦しかった。特に2戦目が苦しかったと思う。優勝決定後サポーターの中に入っていって喜んだのは、喜びを分ち合いたかったからで、去年のリーグ制覇のときもやって、ACLでもやろうと思っていた。今年はまたJリーグで優勝してもやろうと思う」

●都築龍太選手(浦和)
「とにかく勝てて良かった。絶対に先取点を与えないつもりだった。結果的に先に点が取れて楽になったが、守りに入らず、2点目を取りに行った。ある程度ボールは支配されたが、しっかり守れた。
最後笛が鳴るまでは分からなかったが、ゼロで押さえられたのは良かった。サポーターの力は大きかった。アジアで注目される中で、ああいうサポーターがいることは、大きなアピールになったと思う。FCWCの前にJリーグ残り3戦をしっかり勝てるように頑張りたい」

●長谷部誠選手(浦和)
「ホームで失点してはいけないので、前線から守備をしっかりとやろうと考えていた。後半は相手も前掛かりに来たのできつかった。個人的にはシュートチャンスを2回ほど外してしまったので、しっかり決めないといけない。
ACLを戦う中で、アウェイでは最低引き分けといった戦い方など、初めての挑戦だったがよくやれたと思う。アジアで一番というのは素直に嬉しいし、選手やクラブだけでなく、サポーターも含めたみんなが大会の価値を高めてくれたと思う。その中で優勝できて本当に嬉しい。
まだJリーグもあるし、FCWCもある。僕らは勝てば勝つほど試合があるので、目の前の1試合1試合をしっかりと戦っていきたい。」

●田中マルクス闘莉王(浦和)
「(DF3人で抱き合っていたが?)ゼロで押さえられたら優勝出来るとプレッシャーが掛かっていたので。ただ、守るだけではやられると思っていた。
準決勝で途中退場し、決勝のアウェイも行けずに、みんなに苦しい思いをさせてしまった。その後、Jリーグの川崎F戦もあり、どうなることかと思ったが、みんな本当に頑張ってくれた。この仲間達と戦えたことは本当に誇りに思う。
今日はうまいメシを食って、最近飲んでなかったが、今日くらいは飲もうかな。切り替えてリフレッシュしないと死んじゃうから(笑)
これまで日本のチームが予選突破もしたことない中で、埼玉県民の日に、歴史を作れたんじゃないかな」


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Last updated  2007年11月18日 11時27分55秒
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