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プレッツェーモロ
イタリアで食べ歩き旅行をするぞ!そのための情報収集と準備の過程を記録します。
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ミラノへの移動の日。
タオルミーナから、青い海と、サボテンと、咲き乱れるランタナを見ながら、バスでカターニアに移動しました。
そこからは飛行機です。
ミラノまでは、ひとっ飛び~。
あっと言う間に、地中海の青い海は消えていきました。
アリヴェデルチ、シチリア~!
また来るよ~。
★ . . .
さあ、ミラノです。
ミラノのマルペンサ空港から市内までは、電車で移動。
窓の外の風景を見て、ミラノが初めての旅の仲間2号は、
「日本と変わらないじゃーん」
確かに、シチリアの後じゃ、ミラノも日本も同じに見えるよねえ。
ところが、駅からホテルまで行くタクシーに乗った途端に、ミラノもイタリアだということが、よーく分かりました。
駅ではタクシーがなかなか来なくて、ようやく来た1台でした。
客を駅で降ろして、今度は私たちをのせて、さあ、ホテルまで。
ところが、駅を出てちょっと行くと、運転手がいきなり道端に車を止めたんです。
おいおい、なんなんだ~。
すると、
「悪いけど、昼飯を買ってくるから、ちょっと待っててくださいよ。ほんと、すいませんねー」
そう言い残して、あっと言う間に、出ていっちゃいました!
えっ、え~?
なんなの、これ~。
あわてて運転手の姿を探すと、道端のバールに入って、何か買ってます。
おいおい、私たち、いったいどういう状況なわけ?
普通なら、頭にきてたかもしれませんが、シチリアでバカンスした後じゃ、何があっても許せます。
ちょっと面白くなって、空っぽの運転席の写真なんか撮ってみました。
この間、のんびりと待てたのは、まぎれもなくシチリア効果。
ミラノもなかなか、楽しいじゃん。
運転手は、手に袋を2つ持って帰ってきました。
「すいませんねえ。今日は忙しくて、全然食べてなくて。
前のお客を駅で降ろしたら、何か食べようと思ってたんだけどね~」
「全然かまいませんよ。
私たちもお昼は食べてないけど(つい言ってしまったあ)。
へえ、忙しいんですか」
「ええ、モーダの時期でね」
どうやら、ミラノ・コレクションの時期なんですね。
だからホテルがあんなにバカ高かったのか。
運転手は、袋の1つを私たちに差し出しました。
「よかったら、どうぞ」
あれー、気を使ってる~。
なかなかいいやつじゃん。
待ってる間もメーターは動いてましたが、まっ、いいか。
パニーノを食べながら運転してる姿を見ると、働き者だねえ、がんばってね、なんて気にもなってきます。
結局、料金は少しおまけしてくれました。
ホテルにチェックインして、さっそく、もらったパンを食べました。
ミニサイズのピッツェッテ。
これがすごくおいしくて、なるほど、あの運転手は、絶対にあの店のパニーノを食べたい!っていう一心だったんだ、と納得したのでした。 |
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